Things読者の皆さま、今年一年、ありがとうございました!2023年は初の雑誌「Things Magazine」を出版し、「Things」編集部にとっても節目となる1年でした。そんな中でも365日、毎日記事をUPすることができたのは、何よりも読んでくれる読者の皆さま、そして取材に応じてくださった皆さまのおかげです!ありがとうございました。最後の一日は、すみません、今年も手を抜かせてもらいます。取材、編集、サイト制作に明け暮れたスタッフの、勝手な思い入れ記事プレーバック!
2月15日掲載|新潟市西区に「SERVO(サーボ)」というミートパイのお店がオープンしました。ミートパイはオーストラリアの国民食のひとつで、牛挽肉などの具材をパイ生地で包んで焼き上げたもの。店主の渡辺さんはどんなきっかけでミートパイに出会ったのか……続きはこちら
近藤編集長「20歳で日本を飛び出してオーストラリアへ渡り、そこでいつも食べていたのが、ガソリンスタンドやコンビニで売られていた『FOUR’N TWENTY』のミートパイでした。あの味が忘れられなくて、どうしてももう一度食べたいと思い続けて十数年。奇跡的に出会った『SERVO』のミートパイ。店主の渡辺さんもオーストラリアでミートパイを食べていて、盛り上がった取材でした。」
11月11日掲載|「南魚沼収穫祭」というカルチャーフェスティバルが、10月21日に石打丸山スキー場で開催されました。アーティストのライブ、県内各地から集まったショップのブース、テントサウナやスケートランプなど盛りだくさん……続きはこちら
近藤編集長「デザイナーや映像ディレクター、カメラマン兼編集者、WEBエンジニア、ビートメイカー、イラストレーターが集結した新潟出身のクリエイティブチーム。地元のカルチャーに触れてほしいという想いからスタートしたフェスティバル『南魚沼収穫祭』、塩沢産のコシヒカリの美味しさを伝えるために立ち上げたブランド『然然(しかじか)』など、ローカルだからこその発信は大注目。」
6月22日掲載|個人経営の古本屋さんの商品には、店主の趣味が反映されることがよくあります。今回ご紹介する「ニュースナック四ツ目長屋(よつめながや)」も、そんな古本屋さんのひとつ……続きはこちら
ライター山崎「顔出しNGな上に、薄暗くムーディーな店内は撮影がしにくく、さらにコンプライアンス的な部分での難しさもある取材でしたが、店主・藤田さんの肩肘張らずに好きなことを好きなようにやっている姿を見ていると、何だかほっとした気分になりました。『いろんな生き方があってもいいんだ!』と前向きに人生に向き合わせてくれる、こんな記事があるのもいいなと感じました。」
12月5日掲載|新潟が生んだアイドルグループ「Negicco」と「RYUTist」。そのふたつの事務所が合同でオーディションを行い、新たに誕生した注目のアイドルグループが「courtesea(コーテシー)」です……続きはこちら
ライター山崎「12歳から17歳という、『Things』に登場したなかでは最年少の子たちへの取材は、なんだか学校の先生になったような気分でした(笑)。定期ライブやレッスンに密着し、自分たちの夢に向かって頑張っている彼女たちの真っ直ぐな眼差しに触れていると、おじさんライターがいつの間にか忘れてしまっていたものを思い出させてもらえるようでした。そんな純粋な情熱が記事を通して伝わってくれたら嬉しいです。」
1月31日掲載|県内外を問わず、多くの本好きから長年親しまれ続けている「北書店」。昨年8月、12年間営業を続けてきた市役所前の店舗を閉店し、同年12月に下大川前通で新しい店舗での営業をはじめました……続きはこちら
ライター金子「店主の佐藤さんが『焼き鳥屋が鶏肉を仕入れて焼き鳥を売るのと一緒で、本屋が本を仕入れて売るっていう日常があるだけだから』とお話しされていたのが印象的でした。飾らない言葉が素敵で、佐藤さんのその在り方が『北書店』の魅力につながっているんだろうなと感じました。」
2月13日掲載|昨年11月、新潟市中央区の米山にオープンした「わっちのおにぎり」。ふたりのお子さんを持つお母さんでもある田下さんが握る、優しい味わいのおにぎりを楽しめるお店です……続きはこちら
ライター金子「大好きなヨーグルトやお店に来るお客さんのことを、本当に楽しそうにお話しされていた田下さん。まるで自分のお母さんと話しているような、ほっこりした気持ちになりました。大きくてふんわりしたおにぎりがとっても美味しくて、お店でふたつ、帰りの車内でさらにもうひとつ食べちゃいました。」
8月22日掲載|お風呂のない家が多かった昭和初期は、洗面器に石鹸やタオルを入れて毎晩銭湯に通うのが当たり前の光景でした。今、施設の老朽化や後継者不足によってその銭湯の数はどんどんと減っていき、現在新潟市に残っている銭湯は12軒、そのうち営業しているのはたったの8軒なのだそう……続きはこちら
ウェブ担当・須藤「昔からのモノを今の時代に合わせる、色々な試行錯誤や改革をしながら銭湯文化を継いでいく、そんな気持ちと苦労が伝わる記事で読み応えのある話でした。これからも文化を守りながら変化していく千鳥湯が楽しみです。」
皆さん、どうぞ来年もThingsにお付き合いください。よいお年を!
Thingsスタッフ一同