紅茶と手づくりのお菓子が楽しめる、
上所の「BANhome cafe&sweets」

カフェ

2026.02.04

text by Ayaka Honma

昨年の2月にリニューアルオープンした、「BANhome cafe&sweets」。こちらではマネージャーの髙橋さんこだわりの紅茶とお菓子を堪能できて、なおかつ他のお店ではあまりない紅茶の飲み放題も楽しめるんだとか。今回はお店にお邪魔して、高橋さんのこれまでのことや、リニューアルの経緯、お菓子や紅茶のことなど、いろいろ聞いてきました。

Interview

髙橋 若菜

Wakana Takahashi(BANhome cafe&sweets)

2000年新潟市出身。高校卒業時に調理師免許を取得し、新潟市内の製菓・調理の専門学校へ進学。卒業後は三条市内の就労施設や新潟市内のケーキ屋さんで働く。その後、「株式会社新潟家守舎」に入社し、「BANhome cafe&sweets」のリニューアルに携わる。高校時代から演劇をしていて現在は南区の「劇団ハンニャーズ」に所属している。

ハウスメーカーの中のカフェが、
リニューアルするまで。

――今日はよろしくお願いします。店内は開放感があって、とても居心地が良いです。

髙橋さん:ありがとうございます。ここは「株式会社藤真工業」の建物の1階で、以前は「BANhome cafe」という名前でカフェをしていたんですけど、昨年の2月にリニューアルオープンして、「BANhome cafe&sweets」になりました。

 

――どんな経緯で、お店がリニューアルすることになったのでしょう。

髙橋さん:もともと「株式会社藤真工業」が家づくりのハードルを下げようと、事務所の1階でカフェをはじめたんです。ただ、お店にお菓子をつくる人がいなくて、お店を任せられる人がいないか探していたようなんです。そこで、もともとつながりがあった「株式会社新潟家守舎」にお話があって、このお店をつくることになりました。

 

――髙橋さんはこのお店がきっかけで、「株式会社新潟家守舎」に入社されたんだとか。

髙橋さん:それまで、新潟市内のケーキ屋さんで働いていたんですけど、「株式会社新潟家守舎」の小林さんがカフェをやってくれる人を探していると知って、「私やりたいです! 」って立候補したのがきっかけで、入社しました。ご縁に恵まれて、カフェの立ち上げをさせてもらうことになりました。

 

――そもそも髙橋さんは、どうして製菓の道に?

髙橋さん:小学4年生のとき、親子でお菓子づくりをするイベントに参加したんです。そのとき、はじめて本格的にお菓子づくりを体験して、すごく楽しくて。そこからお菓子づくりに興味が湧いて、「将来、カフェやお菓子屋さんをやりたい」って思うようになりました。

 

――その後は、調理師免許が取得できる高校に進学されたそうですね。

髙橋さん:自分のなりたい将来に、少しでも近づきたくて、食物科のある高校に進学しました。卒業後は製菓をしっかり学ぶために、新潟市内の専門学校に進学して、製菓衛生師の資格を取得したんです。それからは社会福祉施設の支援員として利用者さんと一緒にお菓子づくりをした後、市内のケーキ屋さんで2年くらい製菓と販売の経験を積みました。

 

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力を入れたのは、紅茶とお菓子。
髙橋さんならではの、こだわり。

――「BANhome cafe&sweets」がリニューアルしてから、お店にはどんな変化があったのでしょう。

髙橋さん:いちばん大きく変えたのはメニューですね。以前は、お菓子よりもコーヒーがメインのお店だったんですけど、リニューアルを機にお菓子をもっと充実させることにしたんです。あとは、コーヒーよりも紅茶に力を入れることにしたのも、大きく変わったところだと思います。

 

――紅茶に力を入れたのは?

髙橋さん:学生時代、紅茶専門店でアルバイトをしていたのをきっかけに、紅茶の奥深さを知って、勉強するようになりました。あまり知られていないので言うのもためらってしまうんですけど(笑)、「紅茶アナリスト」という資格を持っています。紅茶の歴史から、種類や産地、淹れ方などを勉強しましたね。

 

――紅茶の資格をもつ髙橋さんが選ぶ紅茶、どんなものがあるのでしょう。

髙橋さん:13種類の紅茶をお楽しみいただけます。フレーバーティーよりも、産地ごとのストレートティーを多くご用意しています。メジャーなダージリンやアールグレイだけではなく、ウバやキーモン、ディンブラなど、あまり馴染みのない個性的な紅茶も飲めますよ。

 

――そんなこだわりの紅茶を、少しずつ楽しむこともできるんだとか。

髙橋さん:いろいろな紅茶を気軽に試してほしくて、「ティーフリー」という、紅茶が飲み放題で楽しめるメニューをはじめました。ひとつの紅茶を頼むとポットで提供されることが多く、飲み比べするのが難しいんですが、何人かで「ティーフリー」をご注文いただくとシェアができるので、いろんな紅茶を楽しめますよ。

 

――こちらに来たら、試してみてほしい紅茶はありますか?

髙橋さん:ストレートだったら、スリランカ産の「ディンブラ」という紅茶がおすすめです。今ある紅茶の中でいちばん紅茶らしい味わいで、どんなお菓子にも合うと思います。あとは、ロイヤルミルクティーもぜひ飲んでほしい一杯ですね。

 

――紅茶に合わせて、おすすめのお菓子を教えてください。

髙橋さん:いちばんおすすめしたいのはスコーンですね。他のお店ではあまり使わないような材料も試しながら、何度も調整を繰り返しました。外側のザクザク感が紅茶とよく合うと思います。「クロテッドクリーム」と一緒に、よかったらぜひ食べてみてください。

 

――外側のザクザク感、たまらないです。クリームも重すぎず、紅茶によく合いますね。

髙橋さん:ありがとうございます。スコーンの他にも、ケーキや焼き菓子をご用意しています。春と秋、冬に出しているガトーショコラは、季節によって材料の配分を変えていて、今の時期だとしっとり濃厚、春や秋は食べやすいよう軽めにつくっています。焼き菓子は、店内で食べるのはもちろん、お土産としてお持ち帰りもできますよ。

 

店内に観葉植物を置いたのもリニューアル後の変化のひとつ。

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どんなカフェなのかを知ってほしい。
思い描く、お店のこれから。

――リニューアルオープンから今月で一年が経ちます。振り返ってみていかがですか?

髙橋さん:リニューアルする前は、自分のやりたいことをお店に取り入れて、今までのお店に通っていたお客さまに受け入れてもらえるかすごく不安だったんです。でも、いざリニューアルしてみたら以前のお客さんにも来ていただけて、ここでの会話を楽しみに来てくださる方もいて良かったなって思っています。

 

――お店に変化があっても、変わらず足を運ぶお客さんが多いんですね。

髙橋さん:とはいえ、リニューアルしてから半年間は、この場所をまだ知らない方に「ここにカフェがある」ということを知ってもらうのは大変でした。今は多くの方に足を運んでいただけているので、これからは「どんなカフェか」というのを伝える段階に入っているな、と感じています。

 

――このカフェの方向性を伝えていく、ということですね。

髙橋さん:その一環として、紅茶の飲み比べをするイベントや、子供向けの読み聞かせなど、お店に入りやすくなるイベントを開いてみたいなって思っています。あとは、今後焼き菓子にもっと力を入れていこうと考えていて。バレンタインみたいなイベントのときに、お土産やギフトとして、買ってもらえるようにできたらいいですね。

 

BANhome cafe&sweets

新潟市中央区上所2-13-16

12:00-17:00(L.O 16:30)

日曜・月曜定休

※最新の情報や正確な位置情報等は公式のHPやSNS等からご確認ください。なお掲載から期間が空いた店舗等は移転・閉店の場合があります。また記事は諸事情により予告なく掲載を終了する場合もございます。予めご了承ください。

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