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人間としても魅力的な女性を育てる、「Dance School Lydia」。

新潟市中央区新和にある女性専用のダンススクール「Dance School Lydia(ダンススクールリディア)」。キッズクラスのレッスン中は、窓の外から多くの保護者が子ども達のレッスンを見守る、とてもアットホームな雰囲気のスクールです。オーナー講師の横山さんは、かつて「アルビレックスチアリーダーズ」で活躍し、新潟のアイドルグループ「RYUTist(リューティスト)」の振付やダンス指導を担当していた女性。今回はその横山さんに、チアダンスの魅力やスクールについてのお話を聞いてきました。

 

 

 

Dance School Lydia

横山 未来 Miki Yokoyama

新潟市中央区生まれ。2歳からクラシックバレエをはじめ、新体操、創作ダンスを経て2003年より「アルビレックスチアリーダーズ」で活躍。チアリーダーとしてだけではなく指導や振付もこなす。アイドルグループ「RYUTist」でも振付やダンス指導を行い、2019年に「Dance School Lydia」をオープン。ご主人は新潟お笑い集団「NAMARA」メンバーの高橋なんぐさん。

 

チアダンス未経験で、チアリーダーのオーディションに合格。

——今日はよろしくお願いします。横山さんはいつ頃からダンスをはじめたんですか?

横山さん:2歳からクラシックバレエを習っていました。ピアノ、水泳、そろばん、絵画、英語……いろいろ習わせてもらったんですけど、長く続けたのはダンスだけでしたね。

 

——じゃあ、ダンスはやっていて楽しかったんですね。

横山さん:そうですね。私は子どもの頃身体が弱くて、喘息がひどくなって入院したりしていたんです。あるとき、お見舞いに来てくれたおじいちゃんがニコニコしながら「未来の一番楽しいことは何だね?」って聞いてきたんですよね。それで私は「ダンスを踊っているときが一番楽しい」って答えました。そのときから「私にはダンスがあるんだ。寝ている場合じゃない」って思うようになって、ダンスに熱中するようになっていったんです。私からダンスの楽しさを引き出してくれたおじいちゃんには、今でも感謝しています。

 

 

——身体が弱かったのに、ダンスをやっても大丈夫だったんですか?

横山さん:それが、ダンスをやって体力がついたおかげで、嘘みたいに健康になったんです。身体が柔らかいわけでも、ダンスが上手いわけでもなかったんですけど、やる気だけはあったので上達しましたね。ダンスは私に頑張ることの大切さや楽しさを教えてくれました。

 

——ダンスと出会えてよかったですね。じゃあ、その後もずっとダンスを?

横山さん:はい。中学生のときは新体操部、高校生のときは創作ダンス部に入ってダンスを続けました。団体で踊る機会が増えたので、向上心だけじゃなくて協調性を学ぶことができましたし、生涯を通しての大切な親友もできました。

 

 

——「アルビレックスチアリーダーズ」にはいつ所属していたんですか?

横山さん:大学生のときオーディションを受けたんです。実をいうと、それまでチアダンスは全然やったことがなかったんですよ。

 

——えっ、チアダンス未経験なのに、プロチームのオーディションを受けたんですか?

横山さん:そうなんです。オーディションには「自由演技」と「規定演技」があって、「自由演技」は自分の得意なダンスを踊るんですけど「規定演技」は決められたチアダンスを踊るんです。だから「規定演技」では先生のお手本を見よう見まねで踊りました(笑)

 

——それでもオーディションって、合格するものなんですね……。

横山さん:ダンスの技術よりも「やる気」や「情熱」が求められていたんだと思います。私は合格したメンバーの中で最年少でチアダンス未経験でしたが、若かったしやる気だけはあったので、ダンスを覚えるのは早かったんです。最初の試練として1〜2週間で20曲のダンスを覚えなければならないんですが、なんとか頑張って覚えましたね(笑)

 

——20曲はかなり大変ですよね。嫌になったりは……(笑)

横山さん:ならなかったですね(笑)。そのときはチアダンス界でも有名なメンバーに囲まれていたので、その環境で鍛えられました。素敵な女性ばかりだったのでみんなに憧れましたし、みんなからチアリーディングの魅力を教えていただきました。

 

ダンスを通して、魅力的な女性になってほしい。

——「アルビレックスチアリーダーズ」には、どのくらい所属していたんですか?

横山さん:現役のチアリーダーとして踊ったのは5年ですね。3年目からは後輩に教える機会が増えて、自分が踊るよりも人にダンスを教える方が好きだってことに気づいたんです。それで大学を卒業すると同時に「アルビレックスチアリーダーズ」の講師をすることになって、ダンスの振付と合わせて13年くらいやっていましたね。

 

——振付といえば、アイドルグループ「RYUTist」の振付も担当していましたよね?

横山さん:はい。最初は講師としてダンスレッスンを依頼されたんですけど、いつの間にか振付も担当することになりました(笑)。5年間で100曲以上は振付したと思います。

 

——ひゃ、100曲以上も?

横山さん:「RYUTist」は毎週ライブをやっているんですけど、その都度1曲は新曲を発表するんですよ。なかなか曲が上がってこなくて、本番の二日前にできてくるなんてこともありました。そのときはひと晩で振付して、本番前日にメンバーの振り入れをしていましたね。そのスケジュールをこなしたメンバー達はすごかったと思います(笑)

 

——その後「Dance School Lydia」をはじめるんですけど、女性専用のダンススタジオにしたのはどうしてなんですか?

横山さん:私が今まで女性しか教えたことがなかったのもありますし、新潟にひとりでも多くの素敵な女性が増えるといいなっていう思いもありました。ダンスを通して、人間としても魅力的な女性になってほしいんですよね。「Lydia」というのは聖書に出てくる、私の大好きな女性の名前です。その「Lydia」みたいに内面からの凛とした美しさを持って、信じた道を貫く芯の強い女性になってほしいという思いで名付けました。

 

 

——「Lydia」って聖書の登場人物だったんですね。レッスンではどんなことを心がけていますか?

横山さん:とにかく楽しくダンスを学んでほしいと思っています。特に子ども達は成長期の大切な時間をお預かりしているので、今後の人生に役立つような「何か」を提供できるようにしたいです。

 

——でも、子ども達に教えるのって難しいんじゃないですか?

横山さん:そうですね。「楽しい」っていう気持ちがいろんなところに飛んでいっちゃうので、子ども達の集中力をひきつけるのは大変です(笑)。でもその分、成長を実感できたときは本当に嬉しいですね。みんな最初はゼロからはじめるんですけど、それを1にするのって難しいことなんですよ。でも1になってくれたら、自分の伝えたことがしっかり伝わったのかなって、やりがいを感じます。

 

 

——教え子の成長を見るのって、先生の喜びですよね。

横山さん:小さいときにダンスを教えていた子が、もう大学生になって学校の先生を目指していたりするんです。その子は私にダンスを教わっていたことが楽しかったそうで、自分も学校の先生になってダンス部の顧問をやりたいと言ってくれました。それを聞いて感激しましたね。教え子が増えることは、私の人生の財産だと思っています。

 

——今後はどんなふうにダンススクールをやっていきたいですか?

横山さん:健康づくりから本格的にプロダンサーを目指す人まで、幅広く対応できるスクールにしていきたいと思っています。チアダンスだけじゃなくて、ガールズヒップホップ、K-POPといった女性に人気のあるダンスも教えていますので、いろいろなダンスを通して素敵な女性を増やしていきたいですね。

 

——最後にチアダンスの魅力を教えてください。

横山さん:チアダンスって踊っている自分だけが楽しむんじゃなくて、見ている人たちにも笑顔を届けて、元気づけたり勇気づけたりできるものだと思うんです。あと技術を磨くだけじゃなくて、女性としてどう輝けるかを追求するものでもあると思うんです。だからチアダンスをやっていた人はチアダンスをやめてからも、ずっと「チアリーダー」として輝いていられるんじゃないかと私は思います。

 

 

Dance School Lydia

新潟市中央区新和1-6-23

025-369-5223

15:00-22:00(水曜19:00まで)土曜10:00-16:00

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