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気軽に食べれるシフォンケーキの店「おやつや はちぶんのいち」。

毎日10種類のシフォンケーキが並ぶ専門店。

甘さ控えめで素材の味を生かした、ふっかふかのシフォンケーキ。そんなシフォンケーキが毎日10種類も並んでいるお店が、新潟市秋葉区で今月オープン1周年を迎える「おやつや はちぶんのいち」。ひらがなの親しみやすい店名からも、誰でも気軽に入れるお店のやさしい雰囲気がうかがえます。今回は店主の長谷川さんに、シフォンケーキの魅力や地元新津についての思いを聞いてきました。

 

 

おやつや はちぶんのいち

長谷川 諒哉 Ryoya Hasegawa

1990年新潟市秋葉区生まれ。新潟大学経済学部卒業後、大型家電店の販売員として勤務。趣味で作っていたシフォンケーキにハマり、2019年3月シフォンケーキ専門店「おやつや はちぶんのいち」を新潟市秋葉区にオープン。

 

趣味で作っていたシフォンケーキにハマる?

——美味しそうなシフォンケーキが並んでますね。長谷川さんはお菓子作りの専門学校とか洋菓子店とかで修行してきたんですか?

長谷川さん:いえ、専門学校じゃなくて、学校は新潟大学の経済学部でした。卒業してからは大型家電店で販売員として、パソコンとかカメラとかのデジタル製品を担当してたんです。シフォンケーキを作っていたのは仕事じゃなくって個人的な趣味でしたね(笑)。

 

——趣味からはじまってお店を持てるなんて素晴らしいですね。

長谷川さん:会社員をやりながら、休みの日はお菓子作りをしてました。シフォンケーキをはじめとして、クッキー、バウンドケーキ、パンを作ってたんですけど、シフォンケーキは特に難しくて失敗しまくりだったんです。

 

——シフォンケーキって難しいんですか?

長谷川さん:空気と卵の力で膨らませるんですけど、最初の頃はなかなか膨らまなかったんです。ふわふわの食感にするのも難しかったですね。でも、繰り返し作っているうちに、シフォンケーキ作りにハマって。作るのも食べるのも好きになっていきましたね。

 

——シフォンケーキのどんなところに魅力を感じたんですか。

長谷川さん:一番の魅力はふわふわした軽い食感ですね。バターを使ってないので味も重くならなくて。それと子どもからお年寄りまで幅広い年代が食べれるお菓子だと思うんです。ケーキはちょっと奮発する感じがあるけど、シフォンケーキって普段のおやつとして気軽に食べられるんじゃないかって思います。

 

自分の好きなシフォンケーキで新津を元気にしたい。

——お店を作ろうと思ったのはどうしてなんですか?

長谷川さん:シフォンケーキにハマってからというもの、県内外のいろんなお店を探しては食べまくってたんです。そのうちシフォンケーキ専門店があることを知って、そんな店があるんだったら自分でもやってみたいなって思ったんですよね。自分が好きなシフォンケーキを、みんなにも好きになってほしいっていう思いがありました。

 

——なるほど。秋葉区でオープンしたのはやはり地元だからなんですか?

長谷川さん:はい。地元の新津の商店街に元気がなくなっているように思えたんです。最初はお金をかけずにキッチンカーでの移動販売も考えていたんですけど、商店街を盛り上げたいっていう気持ちもあって実店舗を構えて営業しようと決めました。

 

——オープンの理由にはシフォンケーキ愛だけじゃなくて地元愛もあったんですね。明るくて清潔感もあるいいお店ですよね。

長谷川さん:ありがとうございます。会社を辞めてシフォンケーキの専門店をやりたいと思い始めてから、いろんなところに相談したんです。最終的には実際にお店を経営している人に聞いた方がいいと思って、新津駅前にある「AKIHA COFFEE Hub(アキハコーヒーハブ)」のマスターに相談しました。そのときに「Hub」の店舗が入ってる建物の大家さんから、この店舗を紹介してもらったんです。誰もが入りやすい店にしたかったので、内装は白を基調に明るくして、木目を使った温かみのある店にしたんです。

 

——たしかに入りやすいお店ですよね。店名も親しみやすいです。

長谷川さん:難しくて読めないような横文字の店名にはしたくなかったので、小学生でも読めるようにひらがなの店名にしたんです。「はちぶんのいち」っていう店名の意味は、ホールで焼いたシフォンケーキを8等分しているからっていう意味なんです。それから今までの人生を振り返ってみると、私って不思議と8に縁があるんですよね。

 

——8がラッキーナンバーっていう意味も込められてるんですね。お店をオープンするときは大変でしたか?

長谷川さん:大変でしたね。大変すぎて何が大変なのかわからなくなるくらい(笑)。とにかく自営業もお菓子屋さんもやったことなかったから、ほんとにすべてを一からやるようなもんでした。お菓子作りの職歴なくてどこもお金を貸してくれなくて、資金準備も苦労しました。仕入先も全然わからないから、自分で探して直接お願いに行ったりしたんです。それでもやって来れたのは、一緒にお店をやってくれている妻と、妻の母のおかげだと感謝しています。妻の母は以前ホテルでデザートを担当していたことがあるんです。

 

おすすめは定番の「たまごシフォン」と変わり種の「笹団子シフォン」。

——シフォンケーキを作る際にこだわっているのってどんなところですか?

長谷川さん:シフォンケーキの半分くらいは卵でできてますから、卵の良し悪しですべてが決まると思います。特に卵白の状態が大事なんですよ。だから材料に使う卵にはとてもこだわってます。うちで使っているのは五泉にあるキムラファームさんの卵です。味も鮮度もいいですし、使いやすい3Lサイズの卵を扱っているのも助かります。3Lサイズは普通のスーパーではなかなか売ってないんですよ。

 

——お店にはたくさんシフォンケーキがありますね、おすすめを教えて下さい。

長谷川さん:毎日10種類のシフォンケーキと2種類のサンドケーキを用意しているんですが、ほとんどがその日によって変わるんです。そういった意味では、毎日違ったシフォンケーキが並んでいて、楽しく買い物していただけるんじゃないかって思ってます。その中でも毎日必ず作っている定番商品が「たまごシフォン」です。卵だけで作ったプレーンなシフォンケーキなので、卵の美味しさがダイレクトに味わえるんです。

 

——その他におすすめはありますか?

長谷川さん:ちょっと変わったものでは「笹団子シフォン」があります。新潟名物の笹団子をモチーフにしたシフォンケーキで、ヨモギやあんこを生地に混ぜて作っています。新潟県内のお客様には馴染み深い味ですし、県外のお客様にはお土産として好評ですね。

 

新しい味を増やし、地元・新津の活性化のお手伝いもしていきたい。

——今後やってみたいことってありますか?

長谷川さん:今ある商品の味をもっと美味しくブラッシュアップをしたり、シフォンケーキの新しい味のバリエーションを増やしたりしていきたいと思ってます。そのほか、新津地域を元気にしていきたいとも思ってます。地元のイベントに出店してシフォンケーキを販売したり地域活動に取り組んだりして、地域活性のお手伝いをしていきたいですね。

 

 

趣味のお菓子作りが高じてシフォンケーキにハマり、ついには自分でシフォンケーキ専門店「おやつや はちぶんのいち」をオープンした長谷川さん。卵をはじめとした素材にこだわり、素材の味を生かしたシフォンケーキを作り続けています。今後は地元の活性化にも協力して、新津を元気にしていきたいと語ってくれました。また、シフォンケーキのバリエーションも増やす予定ということなので、新しい味にも期待が膨らみます。みなさんも気軽なおやつを買いに「おやつや はちぶんのいち」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

おやつや はちぶんのいち

〒956-08645 新潟県新潟市秋葉区新津本町4-11-7

0250-47-4513

10:00-18:00

水曜休

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