風船で夢の世界を作るバルーンアーティスト「Mako」。
ものづくり・遊ぶ
2019.09.19
幅広く活躍するバルーンアーティストMakoさん。
遊園地やイベント会場などで、細長い風船を使ってかわいい花や動物を作ってくれるバルーンアーティスト。みなさんも一度は出会ったことがあるのではないでしょうか?今回紹介するMakoさんは、バルーンアーティストとして新潟で活躍するパフォーマーのひとりです。イベント会場でのプレゼンターをはじめ、バルーン装飾やバルーンギフトなども手掛け、バルーンショップまで営業してるんです。そんなMakoさんにバルーンの魅力をいろいろ聞いてきました。

Little*Noah
Mako
1989年新潟市生まれ。バルーンショップLittle*Noahを営業しながら、バルーンプレゼンター、バルーン装飾などを手がけるバルーンアーティストとして活躍している。バルーンの他にスイーツデコを作るハンドメイド作家としても活動。じつはプロレスが好きな「プ女子」で、男臭い世界が好きという裏の顔も。
バルーンお姉さんから夜のお店の飾りつけまで。
——今日はよろしくお願いします。Makoさんはバルーンアーティストとして、どんなことをしているんですか?
Makoさん:まずイベント会場での「プレゼンター」ですね。バルーンお姉さんといった感じで、お客さんのリクエストに応じて、その場でバルーンを作ってあげる仕事です。1ヶ所にとどまらず、会場内を移動しながらバルーンを作って回るグリーティングをする場合もあります。あと「バルーン教室」を開くこともありますよ。お客さんにバルーン作りを体験してもらうワークショップで、学校の文化祭や幼稚園のお楽しみ会などでよろこばれます。
——とても楽しそうですね。イベント出演のほかは、どんな仕事をしているんですか?
Makoさん:イベント会場などのバルーン装飾もやっています。企業のイベントやアイドルのライブ会場などで、バルーンアーチを作っていますね。古町の夜のお店でも店内装飾をすることがあります。女性スタッフのお誕生日には、お誕生日のお祝いに飾りつけしたりとか。

バルーンの原点は新潟ロシア村で出会ったピエロ。
——バルーンに興味を持ったのはいつからなんですか?
Makoさん:小学生のときに、今はなき「新潟ロシア村」でピエロがバルーンアートをやっているのを見て、自分でもやってみたくなり、親からバルーンアートのセットを買ってもらったんです。その後、高校の学園祭のときにふたたびバルーンアートをやる機会があって、あらためて楽しさに目覚めてしまったんです。それからは本やネットで作り方を学びながら、趣味で作り続けていました。
——最初は趣味で作っていたんですね。いつ頃から人前でやるようになったんですか?
Makoさん:趣味で作り続けているうちに作品がどんどん溜まっていっちゃって、近所の子育て支援センターの子どもたちに配ったら、よろこんでもらえたんです。その後、地域の夏まつりに誘われてバルーンアートの屋台をボランティアでやり、好評だったせいか終わったばかりなのに翌年の出店も頼まれました(笑)
——最初の出演で次回のオファーがあったんですね(笑)。プロとして活動することになるのはいつ頃からなんですか?
Makoさん:2008年ごろから「SPOON(スプーン/現芸工房)」という大道芸サークルに参加するようになり、いろいろなところでパフォーマンスしながらPR活動をするようになったんです。あるとき「リバーサイド千秋」でのPR活動中、たまたま居合わせたイベント会社の方の目にとまり、イベント出演の依頼を受けました。ボランティアではなく、お仕事として依頼を受けた最初の出演でしたね。

仮面ライダーを作った時の微妙な男の子の反応。
——バルーンアートを作るときにむずかしいモチーフってあるんですか?
Makoさん:ロゴマークやキャラクターなど、元があるものに似せて作るのはむずかしいですね。3人組アイドルをバルーンで作ったことがあって、3人の顔に似せるのがとてもむずかしかったです。あと男の子のリクエストで仮面ライダーを作ったときも、渡したら微妙な反応をされたことがあり「やってしまった」と思いましたね(笑)
——バルーンで似顔はむずかしそうですね。逆に得意なものはなんでしょう?
Makoさん:動物などのかわいいものが得意ですね。あと、写真を見るとだいたいのものは作れますので、それは特技といえるかもしれません。
——写真見ながらバルーンで作れるってすごいですね。では、バルーンプレゼンターをやっていて、うれしいのはどんなときですか?
Makoさん:1対1でお客さんと向き合って作るものなので、コミュニケーションが取れるのが楽しいですよね。作っている最中や完成したときの反応を見ることができるし、なによりも直接「ありがとう」といってもらえるのはうれしいです。

バルーンギフトを買うことができるお店Little*Noah。
——Little*Noahというのはどんなお店なんですか?
Makoさん:ひとことでいってバルーンのお店です。子育てしながらお店をやっていけたらいいなと思って、自宅を建てたタイミングで2017年にオープンしました。オーダーを受けたバルーンアートを作って販売しています。あと、お医者さんに通うおばあちゃんが帰りに孫のおみやげを買っていったり、お母さんが保育園で使うグッズを買っていったりもします。でも多いのはバルーンギフトを買いに来るお客さんですね。イベントなどで不在の時もありますので、事前に連絡してからご来店いただけるとありがたいです。
——バルーンギフトというのはどんなものなんですか?
Makoさん:代表的なのは「バルーンブーケ」といって、花束みたいに色とりどりのバルーンを束ねたものです。お花とちがって半年以上もつので、長い間飾っておくことができてオススメですよ。娘さんへのプレゼントにお父さんが買っていったりもします。
——お花のかわりにバルーンを贈るんですね。ほかにもありますか?
Makoさん:出産祝いとして人気なのが「おむつケーキ」。おむつをベースにしておもちゃなどでデコレーションしたケーキ風のギフトです。おもちゃのほかに、タオル、くつした、絵本などデコレーションに使うアイテムも様々で、飾るだけではなく後で使えて実用性があるので人気ですね。
——出産祝いまであるんですか。バルーンって様々なシーンで贈れるギフトなんですね。
Makoさん:そうですね。結婚式で来賓の方々に配る「バルーンドラジェ」というものもやったことがあります。透明なバルーンの中にお菓子が入ったものなんですが、見た目もかわいくて好評だったようです。

自分の世界を広げてくれたバルーンアート。
——いろいろお話を聞きましたが、Makoさんにとってバルーンってどんなものですか?
Makoさん:私はずっと人と関わることが苦手だったんです。でも、バルーンを始めたことがきっかけで、人とのコミュニケーションをとることができるようになり、自分の世界を広げることができるました。バルーンアートをやってきてよかったと思っています。
——人と関わることが苦手に人には、ぜひバルーンをオススメしたいですね。これから始めてみたいという人にアドバイスはありますか?
Makoさん:とにかく練習あるのみです。まずはたくさん作り方をおぼえて、ゆくゆくは自分のオリジナルを作ってみてほしいですね。あと、安い風船は割れやすくて使いにくいんです。それがきっかけでバルーンをやめちゃう人もいるんですよ。ですから、ちゃんとしたバルーンアート用のセットを使うことをオススメします。
最初は趣味で始めたバルーンがいつしか仕事になり、バルーンアーティストとして活動しているMakoさん。イベントでは子どもたちに笑顔を与え、イベント会場を華やかに飾り、プレゼントとして人によろこびを与えるなど、バルーンには様々な力があるのではないでしょうか。これからもバルーンの力で多くの人を幸せな気持ちににしてほしいです。

Little*Noah
〒953-0041 新潟県新潟市西蒲区巻甲2619-6
080-6506-1163
10:00-18:00
水曜定休/その他不定休
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