十人十色の味が楽しめる、油そばとまぜそばの専門店「麺屋十色」。
食べる
2024.04.23
JR新潟駅や万代シテイから近い南万代エリアに「麺屋十色(めんやといろ)」という、油そばとまぜそばの専門店が新しくオープンしました。ラーメン店というよりもカフェのような雰囲気のお店にお邪魔して、店長の阿部さんからどんなお店なのかをいろいろと聞いてきました。


麺屋十色
阿部 洋平 Yohei Abe
1980年東京都生まれ。運送業を20年以上経験した後、姉が店長を務めるレストランで働き、2024年に「麺屋十色」をオープン。観葉植物が好きで自宅はジャングル状態になっている様子。
お洒落な油そば専門店がオープンするまで。
——オープンおめでとうございます。新潟のラーメン店では珍しい、カフェみたいな雰囲気のお店ですね。
阿部さん:ありがとうございます。女性でも入りやすい雰囲気のラーメン店にしたかったんですけど、なかなか条件に合う物件がなかったので2年かけて探し続けました。諦めかけた頃にこちらの物件と出会って即決したんです。物件探しはタイミングが大切だなとつくづく思いましたね。

——ここは以前タイ料理店でしたよね。建物は改装されたんでしょうか?
阿部さん:ほとんどそのままなんですけど、1階を仕切ってキッチンと壁に向かったカウンター席を作りました。お客様が落ち着いて食事できる空間を作りたかったんです。

——阿部さんは飲食業を長くやってこられたんですか?
阿部さん:僕は運送の仕事を20年以上やってきたんですけど、姉が店長を務めていたレストランを手伝うことになったんです。そこのオーナーに気に入ってもらえたおかげで、そのまま正社員として働くことになりました。
——では、どうして「麺屋十色」をオープンすることになったんでしょう?
阿部さん:コロナ禍でレストラン経営は先が見えない状況になってきたので、姉と一緒に新しい店をはじめようということになったんです。
——それが「油そばとまぜそばの専門店」だったんですね。
阿部さん:僕も姉もラーメンが好きなんですよ。あるお店で食べた油そばの美味しさに衝撃を受けて「自分でも油そばの専門店をやってみたい」と強く思ったんです。

——そこまでの衝撃だったんですね。まぜそばもやろうと思ったのはどうしてなんですか?
阿部さん:まぜそばは前職のレストランで提供していたんですよ。
——ちなみに、油そばとまぜそばってどこが違うんでしょう?
阿部さん:調べてみてもはっきりした定義はないみたいなんです(笑)。うちの店では、スープのないラーメンをベースにしていろいろなトッピングを合わせて食べていただくものを「油そば」、最初から決められたトッピングが乗っているものを「まぜそば」としています。

自分好みの味を楽しめる、油そばの魅力。
——油そばやまぜそばにはどんな特徴があるんでしょうか?
阿部さん:どちらもスープがない料理なので、その分麺にはこだわりました。麺の原料には村上産のライ麦を使っているんですけど、小麦で作られた麺と比べてみても、しっかりした味や風味があって美味しいんですよ。製麺所の担当者に相談しながら、太さや加水率を何度も変えて試食を繰り返したおかげで、納得のいく麺を作ることができました。製麺所には大変なご迷惑をおかけしたと思っています(笑)

——麺には特に自信があるということですね。
阿部さん:そうですね。あと豊富なトッピングを組み合わせていただくことで、いろいろな味を楽しんでいただくことができます。チャーシューは豚肉と鶏肉の2種類、具材は9種類、味変は12種類ご用意していますので、自分好みの味を探していただく楽しみもあるんです。
——うわ〜、こんなに選択肢があると迷っちゃいますね(笑)
阿部さん:そんな方のために、メニューのなかで「魚粉&海苔」「マスタード&チーズ」といったオススメの組み合わせを紹介しています。ちなみに僕のイチオシは「梅&青じそ」です。
——あの……「台湾まぜそば」や「坦々まぜそば」はよく耳にしますけど、「トマトまぜそば」はあまり聞いたことがないんですが……(笑)
阿部さん:まぜそばとパスタの中間を狙ったメニューで、女性も食べやすいんじゃないかと思いますので、気になった方にはぜひ試していただきたいですね。
——油そばやまぜそばも美味しいけど、汁なしメニューは食べにくくて苦手という人もいるんじゃないでしょうか?
阿部さん:無料サービスのスープをご用意していますので、そんなお客様も心配なくお楽しみいただけると思います(笑)

——油そばを美味しく食べるポイントがあったら教えてください。
阿部さん:まずはそのまま味わっていただき、その後は自分好みにカスタマイズして楽しんでいただきたいです。トッピングの組み合わせで、何通りもの味をお楽しみいただけると思います。それこそ店名の由来にもなっている「十人十色」の楽しみ方がありますね。
——はじまったばかりですけど、お店をオープンしてみていかがですか?
阿部さん:いざ経営する側に立ってみると、わからないことが多くて大変ですね(笑)。知り合いから教えてもらったり、助けてもらったりしながら何とかオープンすることができました。この1〜2ヶ月はまわりの人たちのありがたみを身にしみて感じましたね。その恩に応えられるよう、頑張って続けていきたいですし、多くの人に油そばやまぜそばを楽しんでいただきたいですね。

麺屋十色
新潟市中央区南万代14-17
025-000-1278
11:00-23:00
不定休
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