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蕎麦のニュースタイル!「蕎麦DAYS」の新感覚つけ蕎麦。

  • 食べる | 2020.11.06

新潟市西区のJR寺尾駅南口から歩いて5分のところにある「香る新潟蕎麦 蕎麦DAYS」は、新感覚のつけ蕎麦が楽しめるお蕎麦屋さんとして、けっこう話題のお店です。「新感覚の蕎麦」とはいったいどのようなお蕎麦なのでしょう。これまでのお蕎麦屋さんでは見かけないお蕎麦のラインナップについて、店主の中山さんにお話を聞いてきました。

 

蕎麦DAYS

中山 義和 Yoshikazu Nakayama

1970年新潟市西区生まれ。店主、蕎麦シェフ。老舗蕎麦店で修行をし、その後転職。営業マンなどを経験した後に「蕎麦DAYS」を開業。オーストラリアやニュージーランドなど海外で働いた経験もあり、常識にとらわれない視点から蕎麦を通して新潟の魅力を発信する。

 

「新感覚の蕎麦」をはじめた理由とは?

ーー新感覚のお蕎麦が楽しめるお店と聞いて、今日はお邪魔しました。

中山さん:ありがとうございます。この店は「蕎麦をもっと気軽に皆さんに味わってもらいたい」という思いで始めたお店です。

 

ーー店内もオシャレな感じで、今までの「お蕎麦屋さん」のイメージとちょっと違いますね。

中山さん:「お蕎麦屋さん」ってちょっと荘厳な感じで、格式があって、っていうイメージが強いと思うんですけど、私がお店を出そうと決めたとき、そこに縛られなくてもいいんじゃないの?っていうのがあって。もっと女性の方も入りやすかったり、親子やカップルでも気軽に楽しんで欲しかったんですね。

 

ーーでも、中山さんも老舗のお蕎麦屋さんで修行をされてきたと思うのですが、そういう伝統や格式は気にされなかったのですか?

中山さん:確かに格式を大切にする職人気質なお店がほとんどですし、そういうイメージを持たれている方ってすごく多いんです。だから必然的にお客さんも年配の方が多くなるんですよ。そう考えたときに、「蕎麦が好き」と言ってくれる若い人達が少なくなってしまうんじゃないかって思って。だから蕎麦を好きになってもらうための入口として、もっと気軽に食べられる蕎麦屋をやろうと考えたんです。今あるお蕎麦屋さんのやり方が間違っているとか、別にそういうことは思っていないです。

 

これまでの常識にとらわれないメニューへの挑戦。

ーー実際、メニューはユニークなお蕎麦が多いですね。健康にも気をつけている感じで。

中山さん:そもそも蕎麦ってとてもヘルシーな料理で。血糖値の上昇率が低いからダイエット効果につながったり、ルチンが多く含まれているから栄養価が高い食べ物なんです。元々、健康志向の方や、若い方、女性のお客さんにも喜んでもらえる要素って多いんですね。でも、蕎麦はそれ自体、ヘルシーではあるんですけど、これまでは一緒に野菜がとれない料理でもあったんです。だから、開店時にまず出したのが「肉ベジつけ蕎麦」という、蕎麦が見えなくなるほど野菜をのせたメニューでした。

 

ーーお蕎麦と野菜でヘルシー感がすごいメニューですね。

中山さん:女性のお客さんには人気の高いメニューになっています。あとは、うちの蕎麦は他のお蕎麦屋さんよりボリュームを大切にしているんです。「蕎麦屋ではお腹がいっぱいにならない」という印象を持たれている方も多いので。うちの蕎麦は「普通盛り」で、普通のお店の「大盛」くらいあります。なので、若い男性の方でも満足していただけると思っています。

 

 

ーーたしかに、蕎麦だけじゃ足りない……って感じたことは多々あります。

中山さん:そういう部分は「粋」って言われていることのひとつなので、それはそれで良いとは思うんですけど、お客さんのことを考えたときにまず「満足をいただきたい」という考えでやっていますね。

 

ーーそれでこの価格は、かなりお安いのでは?

中山さん:かなりリーズナブルだと思います(笑)

 

食べることが好きだから、素材選びも大切に。

ーーその他にも、メニューに「◯◯産」とかたくさん書かれていますよね。素材へのこだわりについて教えてください。

中山さん:新潟県には美味しいものが本当に多いと思うんです。私自身もすごく食べることが好きなので、素材を大切にしています。例えば、「純白のビアンカ」って新潟生まれのポークブランドなんですけど、これはヤスダヨーグルトと連携して誕生した希少なブランド豚なんです。食べさせてもらったときに驚いて。それで蕎麦との組合わせを考えて「塩糀ステーキつけそば」としてメニューにしました。

 

 

ーーこれ、日本一に選ばれたって書いてありますよ。

中山さん:そうです、「ご当地オリジナル麺選手権」で選んでいただいて日本一になりました。

 

ーーすごいですね。迫力もすごいです。

中山さん:肩ロース肉を使っていて、とくに脂身のところがめちゃくちゃ美味しいんですよ。あとは塩糀で味付けをしています。

 

ーーああ、これはもう絶対に美味しいヤツですね……。その他にも、珍しい食材やメニューってありますか?

中山さん:お野菜はどれも、私が美味しいなと思ったものを仕入れています。自分の足で買いに行かないと売ってくれない農家さんもいますので、そうやって仕入れていますし、そのなかで新しく出会う野菜もたくさんあります。例えば、この「パクチー三昧つけ蕎麦」のパクチーも農家さんがちょうど試作していたものをいただいて作ったメニューです。

 

 

ーーおぉ、パクチーですか……自分は……。

中山さん:男性の方はけっこう苦手って人、多いですからね(笑)。でも、そもそも、パクチーって薬味ですから。パクチーだけを食べてると、それは、そういう感じになるんですよ。でも、このメニューはパクチーのかき揚も入れているので、想像している「生パクチー」だけの料理とはちょっと違うと思いますよ。一度、食べてみますか?

 

パクチーが甘い!? カレーのつゆが本格派!!

ーーえっ? いいんですか? では、いただきます!(……試食中)

中山さん:いかがですか?

 

ーーイメージと違いました。かき揚げのパクチーが甘く感じました。個人的に好きなのはこの、根っこの天ぷらです。

中山さん:よかったです(笑)。パクチーの根っこはあまり使うお店ってないんですけど、実はすごく美味しいんですよ。パクチーはくせが強いので、こうやって天ぷらにすると食べやすくなるんです。これでもダメだって人は、もうパクチーは難しいですね(笑)。それでも、パクチーはやっぱり女性のお客さんに人気なので、当店でも人気メニューのひとつです。

 

 

ーーパクチー、お蕎麦と「つけつゆ」と一緒に食べると、すごく美味しいですね。

中山さん:そうですね。パクチーだけっていうのは食べづらいと思いますけど、蕎麦と「つけつゆ」と一緒に食べていただけると、美味しさって変わってきますからね。うちの店でブレンドした「スパイシーカリーつけつゆ」とも相性が良いですよ。

 

ーー本当だ。本格的なカレースパイスで、美味しいです。蕎麦とも相性がいいですね。

中山さん:私自身がカレー好きなこともあって、カレーにはこだわっています。辛さも選べて、「激辛」の向こう側にさらに強烈な3段階の辛さも用意しています。これは普通の人にはおすすめできないですけど、以前、激辛ユーチューバーさんが挑戦にこられたこともありましたよ。

 

ーーそれは、興味ありますが……ちょっと自信がありません。

中山さん:(笑)。あ、スパイスだけじゃなくて「出汁」も効いてます。もう忘れてるかもしれませんが、これでもうちは蕎麦屋なので(笑)

 

ーー最後になりますが、今後の目標を教えてください。

中山さん:これは、立ち上げ当初からの目標ですが、海外にもお店を出すことです。海外出店することによって、この店から蕎麦を通じて新潟の魅力を発信してきたいと思っています。以前の海外生活、県外生活で、新潟のポテンシャルがいかに高いかということに気がつきました。新潟って本当に素晴らしいところだと私は思っているんです。普通、北では北でしか採れない野菜や魚があって、南も同じようにそうなんです。でも、新潟は地理的にも南北の中間点にあって、北と南の両方の食材がとれる地域で、種類が豊富なんです。あと、なんといっても日本を代表するくらい「米」も「酒」も旨い(笑)。食べる・飲むに関しては、世界的に見てもとても魅力があります。気候的にも新潟は季節のメリハリがありますし、海も山もあり、適度に「繁華街」もある。飛行場もあり、新幹線も高速道路もある。東京も近い。なので世界の中でも「住む」のに非常に適した町なんです。そんな多くの魅力を持つ新潟を、海外にももっと伝えるべきだと思うんですね。その発信元になれるように、「蕎麦屋」という自分の持つ武器を使って、生まれ育った故郷に恩返しをしたい気持ちです。さらに言えば、新潟人が新潟にもっと誇りを持てる雰囲気を作りたい。今後はそんなライフワークにも挑戦していきたいです。

 

塩糀ステークつけ蕎麦 ◯冷つゆ・温つゆ 1,600円(税別)◯カリーつゆ 1,700円(税別)

 

パクチー三昧つけ蕎麦 ◯冷つゆ・温つゆ 1,100円(税別)◯カリーつゆ 1,200円(税別)

 

全長60センチ!タワーグラス「クリームソーダ」◯880円(税別)

 

蕎麦DAYS

〒950-2052 新潟市西区寺尾10-33 福田ビル1F

TEL 025-378-0706

火~日曜日 11:00~21:00(時間帯を気にせず行ける。通し営業)

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