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忙しいお母さんの頼もしい味方になりたい!お弁当とお総菜の「そうえもん」。

育児や家事をやりながら働いているお母さんって本当に大変ですよね。仕事が終わったらダッシュで帰って保育園に子どもを迎えに行って、買い物して帰って夕飯の支度をする…。そんなハードな生活を送っているお母さんの力になればという思いで、お弁当やお惣菜を作っているのが「そうえもん」の店主・桑原さんです。お弁当やお惣菜に込める思いをじっくりと聞いてきました。

 

 

そうえもん

桑原 理恵 Rie Kuwabara

1977年新潟市中央区生まれ。東京の短大で栄養士の勉強をして資格を取得。新潟に帰ってから飲食店で調理師として勤務した後、栄養士として老人ホーム、保育園、病院などで働く。2018年4月に「そうえもん」をオープン。3人の子どものお母さん。

 

お母さんたちの負担を少しでも軽くして、子どもに向き合う時間を作れたら。

——とっても綺麗なお店ですね。「そうえもん」さんはいつ頃オープンしたんですか?

桑原さん:2018年の4月にオープンしました。10年前からお店をやりたいと思っていて、少しずつ準備を進めてきたんです。それで3人いる子どものうち、一番上の子どもが中学に入ってお弁当持参になるタイミングでオープンすることにしました(笑)

 

——お子さんが3人もいると育児や家事が大変そうですね…。桑原さんは専業主婦だったんですか?

桑原さん:いえ、老人ホームや病院や幼稚園で栄養士をやっていたんです。しかも3人の子どものうち、上の子ども2人は双子なんですよ(笑)。だから働きながら子育てや家事をこなすのは大変でした。そういうことを経験してきたので、働きながら育児をしているお母さんを応援したいという気持ちで、手作りのお惣菜やお弁当のお店を始めることにしたんです。

 

 

——なるほど。じゃあ若いお母さんたちの気持ちがすごくよく分かるんですね。

桑原さん:私が保育園に勤めていたときに見た光景も忘れられないんですよ。子どもたちは保育園で親が迎えに来るのを待っていて、迎えに来たお母さんの姿が見えるとうれしそうに駆け寄って行くんです。ところがお母さんは仕事で疲れているのと、これから家に帰って夕飯を作らなきゃならないのとで、イライラして子どもに八つ当たりしちゃうんですよ。お惣菜やお弁当を買うことで、そんなお母さんたちの負担が少しでも軽くなって、子どもと向き合う時間を作れたらいいなっていう思いもありました。

 

——気持ちの余裕って大事ですもんね。

桑原さん:そうですよね。ただ、お惣菜を買うことでお母さんが罪悪感を持ってしまうことが心配ですね。「手抜きをしている」と感じることがないように、私が手抜きをせずに、しっかりと愛情を込めて作るようにしています。

 

——ところで店名にはどんな意味があるんですか?

桑原さん:これは主人の実家の屋号なんですが、最初は「惣右衛門(そうえもん)」っていう漢字表記だったんです。でも読めない人も多かったので、ひらがなで「そうえもん」にしました。「ドラえもん」に似て覚えやすいって、お客様の子どもたちには好評です(笑)

 

お米を中心とした、味覚を育てるお弁当。おすすめは「おいなりさん」。

——「そうえもん」さんのお弁当やお惣菜はどんなこだわりで作られてるんですか?

桑原さん:お米をメインにしたお弁当を作っています。お米は主人の実家で作っている特別栽培米で、限界まで農薬を減らして栽培しています。お料理にも米油、米粉、米パン粉を使っています。米パン粉はコシヒカリの米粉で作ったパンを再度粉にしたものです。普通の衣と比べて油の吸収率が20パーセントも少なくなるので、食感が軽くなるんですよ。

 

——へ〜、お米にはかなりこだわっているんですね。他に「そうえもん」ならではのことってありますか?

桑原さん:うちの店には「味覚をそだてるお惣菜屋」っていうキャッチコピーがあって。あえて味付けを薄くしてあるので、最初食べたお客様からは「味がしない」って言われることもあるんですが、食べていくうちにだんだんと薄味に慣れてきて、味覚が発達してくるんです。うちのお弁当やお惣菜を食べている常連さんからは「外食する気がなくなった」という声をよく聞きます。

 

 

——オードブルもやっているんですよね?

桑原さん:はい。オードブルやお弁当のオーダーがあった際には、ご予算、年齢、イベントの内容といった細かい情報をお聞きして、内容を相談させてもらうんです。ご高齢の方が集まるイベントのお弁当のときは、量を少なくしてその分値段を安くしたり、油っこいものを避けて柔らかいものを多くしたり、可能な限りリクエストにお応えしています。そのお陰で、今まで食べ残しの多かったお弁当が、ほとんど完食されるようになったって喜んでもらえました。

 

——食品ロスにもつながりますよね。ところでおすすめメニューってありますか?

桑原さん:人気があるのは「おいなりさん」ですね。特別栽培米のごはんを紀州梅の梅酢とゴマで和えて、京都から取り寄せた国産大豆のお揚げで包んだものです。弾力を楽しめる「おいなりさん」になっています。子どもやご年配の方のために、お揚げが柔らかい「やわ肌いなり」もご用意しています。私は老人ホームで働いていたので、ご年配の方のことを考えて料理を作ることが多いんですよ。

 

ゆくゆくはデリバリーやカフェスペースもやってみたい。

——これからやってみたいと思っていることってありますか?

桑原さん:外出できない方のために、ゆくゆくはデリバリーもできたらいいなって考えています。あとカフェみたいなスペースで温かいお料理をお出しして召し上がってほしいっていう思いもありますね。子どもがお母さんに「そうえもんのごはんがいい!」って言ってくれるようなお店を目指していきたいと思ってます。

 

 

老人ホーム、病院、保育園での栄養士としての経験を生かし、お弁当やお惣菜を作っている「そうえもん」の桑原さん。可能な限りできたての料理を味わってほしいという思いで、開店直前まで調理をしているそうです。忙しい毎日を送っているお母さんは、一度「そうえもん」のお弁当やお惣菜を試してみてはいかがでしょうか。気持ちの余裕、大事です。

 

そうえもん

〒950-0904 新潟県新潟市中央区水島町1-1

090-4943-0141

11:00-14:00/16:00-19:00

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