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眠りの相談をして、睡眠の質を向上させよう!「眠りの専門店 わたきゅう」。

「眠り」の専門店で、快眠の秘訣について教わってきました。

いよいよこれからが夏本番。盛夏になると、蒸し暑さで夜なかなか寝付けない人も多いのではないでしょうか? 寝不足のせいで昼間ぼーっとして仕事に身が入らない、なんてことも。眠りの質が健康や生活に及ぼす影響というのは、かなり大きいような気がします。今回は、さまざまな眠りの相談に乗ってくれる「眠りの専門店 わたきゅう」の社長・美内さんに、快眠の秘訣など眠りにまつわるお話を聞いてきました。

 

 

眠りの専門店 わたきゅう

美内 信介 Shinsuke Miuchi

1977年燕市生まれ。有限会社綿久代表取締役。中学校教員を目指して大学の教育学部で学ぶものの考えが変わり、北海道の家具店で修行がてら働いた後、2005年から実家の「わたきゅう」を継ぐ。趣味はゴルフだが時間がなくてなかなかできない。

 

持病のため、綿が苦手なのに寝具店を継ぐ?

——こちらのお店はいつ頃から続いているんですか?

美内さん:私で7代目です。創業当時は、綿をメインに日用品を売っているお店だったそうです。私の祖父の頃から寝具を取り扱うようになったんです。そもそも布団っていうのは、昔は綿や布を買って各家庭で作るものだったんですよね。それがだんだんと、布団は買うもの、という生活スタイルに変わってきたんです。

 

——美内さんは最初からお店を継ぐつもりだったんですよね?

美内さん:私は布団屋になるつもりはなかったんです。喘息の持病があって、綿の埃がダメなので、綿の布団でも寝られないくらいなんですよ(笑)。だから中学校の先生になろうと思って、大学は教育学部に入りました。

 

——それなのに、どうして布団屋さんに?

美内さん:教育実習で中学校に行ってみたら、自分が思っていた世界とは違っていたんですよね。それでちょうどその頃、お店で両親がお客様から感謝されている姿を見たんですよ。私は「商売」ってお客様に頭を下げて買ってもらうっていうイメージしか持ってなかったので、物を売って感謝されるのって素敵だな、ってそのとき思ったんです。それが家業に興味をもったきっかけでした。

 

「眠りの専門家」としてお客様ひとりひとりの眠りをサポート。

——今は、どんな思いで「わたきゅう」をやっていますか?

美内さん:今は寝具業界が衰退してきてるんです。量販店に押されて、寝具専門店を利用する人は少なくなってきてるんですよ。このままじゃダメだということで、寝具業界を変えたいと思っています。

 

——寝具業界を変えるというと…?

美内さん:ただ寝具を売るだけじゃなくて、「眠りの専門家」としてお客様一人一人に向き合った睡眠のサポートを心がけています。眠りって本当に大事なことで、疲労回復や体を再生する時間なので、日頃の体調と密接に関わってるんです。眠りに対して悩みを抱えているお客様も多いんですよ。

 

——例えばどんな悩みを持った人がいますか?

美内さん:大きく分けて二つの相談がありますね。一つは「睡眠」に対しての悩み。寝つきが悪かったり眠りが浅かったりで、朝起きた時に疲れが取れていないとか。起きると肩や背中、腰が痛いとか。無呼吸症候群で眠りの質が悪いとか。もう一つは「寝具」に対しての悩み。自分に合った枕や寝具がほしいとか。布団を清潔にしたいとか。現代では質の高い睡眠を求める人が増えているんじゃないでしょうか。

 

——それに対してどんなふうに対応してるんですか?

美内さん:まずカウンセリングシートに眠りに対しての情報を記入していただき、それを元にしてヒアリングさせてもらいます。それによって生活習慣、寝室環境、睡眠についての情報を把握して、お客様に合った寝具を提案させていただきます。

 

実際に使い心地を試すことで、自分に合った寝具を。

——中でも、おすすめしたい寝具ってありますか?

美内さん:まず、お客様一人一人に合わせた「オーダー枕」ですね。ヒアリングの後、体に合った枕の高さを測定させていただき、枕の素材も10種類の中からお好きなものを選んでいただきます。それから実際に寝心地を試してもらって、何度か調整して、完成します。実際に寝心地を試していただけるので、きちんとフィットした枕を作ることができるんです。

 

——確かに量販店とかだと試しにくいですもんね。枕以外の寝具はどうでしょうか?

美内さん:マットレスは20種類以上の中から、お客様の身長、体重にあった固さのものをおすすめするようにしています。こちらも実際に寝心地を試していただいて、提案の際にもわかりやすくアドバイスをさせていただきますので、満足いくマットレスを選んでもらえると思います。

 

寝苦しい暑い夜に快眠できる意外な方法とは?

——ところで、夏の寝苦しい夜、気持ちよく眠れる方法があったら教えてもらえないでしょうか?

美内さん:夏は暑いから、どうしても睡眠の質が落ちる季節なんです。快眠方法の一つとしては、体温をコントロールする方法があります。夏ってシャワーだけで済ませちゃうことがあるじゃないですか? そうじゃなくて、しっかりとお湯に浸かって入浴することが大事なんです。入浴すると当然体温が上がるんですけど、1〜2時間かけて体温が下がっていくんですね。人間は体温が下がる時に眠くなる生き物なので、その習性を利用して眠りに落ちることができます。ただし、お湯の温度が40度以上だと交感神経が昂ぶったり血圧が高くなったりして逆効果なので、38度くらいのお湯に10~15分程度浸かるのがおすすめです。

 

——暑くてもしっかりお風呂に浸かった方が眠りやすいんですね。ちょっと意外でした。

美内さん:あと、朝起きたら太陽の光を浴びるようにするといいんですよ。目から太陽の光を入れると、メラトニンっていう睡眠ホルモンの分泌が止まって体内時計がリセットされるんです。それから14時間くらい経つとメラトニンの分泌が少しずつ増えて、眠りを誘うんです。だから寝る時間を安定させるためには、起きる時間を安定させた方がいいんですよ。ちなみに寝る直前のパソコンやスマホのブルーライトは眠りの妨げになってしまうので気をつけた方がいいです。

 

——体内時計を整える、って感じですね。ところで寝酒っていうのは効果があるんでしょうか?

美内さん:あまりおすすめできないですね。一時的に寝れるにしても、夜中にトイレに起きたり、脱水症状や喉の渇きを引き起こすので、結局、眠りの質は悪くなるんです。

 

——私、ちょっと無呼吸症候群っぽいんですけど、自分でできる予防方法ってあるんでしょうか?

美内さん:寝る時は抱き枕が有効だったりします。仰向けに寝ると舌が気道をふさいで呼吸ができなくなるので、横向きに寝るといいんですよね。その際に抱き枕を使うと横向きの体勢が続けやすくなります。あと昼寝はおすすめです。熟睡してしまうと夜の睡眠に影響が出てしまうので、15分以内のうたた寝がベストです。だから横たわらず、カフェインをとってから寝るといいですね。カフェインは15分後に効き始めるので目覚まし時計の代わりになります。

 

これからは働く人の睡眠をサポートしていきたい。

——これから力を入れたいことってありますか?

美内さん:はい。今後は地元企業の睡眠サポートもやっていきたいと思ってます。厳しいご時世ですので、ほとんどの企業さんでは少人数で生産性を上げることを考えていると思うんですよ。そうすると、社員さんの睡眠がとっても大事になってくるんです。眠りの質が低いと体調やメンタルにも影響してきますし、生産性や離職にまでつながってくると思うんです。それを防ぐためにも、企業で睡眠セミナーを行ったりしてサポートができたらと考えているんです。

 

 

「眠りの専門店 わたきゅう」の美内さんから安眠や快眠にまつわるさまざまなお話を聞きしました。今まで知らなかったような意外な秘訣も聞けました。みなさんの気持ちいい眠りの手助けになればいいなと思います。もっと詳しく眠りについて知りたい人は「眠りの専門店 わたきゅう」を訪ねてみてください。ぐっすり眠って暑い夏を乗り切りましょう。

 

眠りの専門店 わたきゅう

〒959-0264 新潟県燕市吉田3493-3

0256-92-5637

10:00-18:00

水曜休

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