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人と人がつながる、社交場のような酒場「弁天やきとりJET」。

新潟駅万代口から徒歩数分、駅前楽天地に昨年オープンした「弁天やきとりJET」。新津で炭火焼き料理のお店を営んできた高橋さんが、その2号店としてはじめたお店です。焼き鳥を中心に、目の前で焼き上げられる串焼きを、こだわりのお酒と一緒に味わえます。店主の高橋さんにお店のことについていろいろとお話を聞いてきました。

 

 

弁天やきとりJET

高橋 大輔 Daisuke Takahashi

新潟市秋葉区生まれ。長年飲食業に携わる。6年前に新津で「炭火焼き 禄」をはじめる。昨年、2号店として新潟駅前で「弁天やきとりJET」をオープン。サーフィンが趣味。

 

炭火焼き料理ならではのライブ感。

――高橋さんは「炭火焼き 禄」というお店も経営されているそうですね。

高橋さん:6年前に地元の新津ではじめました。その2号店としてこの「弁天やきとりJET」をオープンしたんです。11月で一年経ちました。

 

――独立される前から飲食店で働かれていたんですか?

高橋さん:そうですね。新潟駅前の居酒屋とかで修業していました。飲食業に携わるようになって、20年くらい経つのかな。

 

――独立されるときに炭火焼きのお店にされたのは、炭火焼きがお好きだったからですか?

高橋さん:炭火焼き料理を作るのも好きだし、カウンターでお客さんと対面してお話しできるところも好きだったんですよね。活気がある感じというか。炭を使った料理って、やっぱりライブ感が出るじゃないですか。いろいろな料理をやってみたんですけど、結局炭火焼きに戻ってしまうんですよね。

 

 

――この「弁天やきとりJET」は、どんなお店にしようと考えていたんでしょうか。

高橋さん:気軽に立ち寄ってもらえるような酒場を目指しています。フランクに使ってもらえる、みんなの社交場のような場所になってくれたらいいなって思って。この「駅前楽天地」の横丁っぽい雰囲気も好きですね。

 

――実際に1年やってみて、感じることはありますか?

高橋さん:「禄」がある新津とは人の流れが違って、こっちは県外のお客さんや外国人のお客さんが多いですね。夏場はお店の前にテーブルを出しているので、そういうふうに外で飲める雰囲気や立ち飲みを気に入っていただけているのかな。

 

 

――外からもお店の賑わいがよく分かると、気になって立ち寄りたくなるお客さんはきっと多いですよね。

高橋さん:ふらっと立ち寄って、飲んではっちゃけて、結局最後までいて帰るっていう人が多いですね。楽しんでもらえているのかなと思います。

 

――じゃあ、お店をはじめるときに思い描いていたような場所になっているわけですね。

高橋さん:そうですね。お店に来た人がさらに人を呼んで、いつの間にかいいグルーヴになっていることが多いです。あと僕はもともとこの辺りで働いていて、その後新津で独立してからまた戻ってきたので、以前働いていたお店の常連さんもいっぱい来てくれているんです。コロナ禍が終わって、また以前のような活気が出るといいですよね。

 

強炭酸ハイボールと一緒に味わう、炭火で焼き上げる串料理。

――お料理のことも教えてください。串焼きはどのくらい種類があるんでしょう?

高橋さん:串は20種類くらい、あとは日替わりのメニューがあります。食材にはこだわっていて、新鮮なお肉を備長炭で焼いています。

 

――串の中でもイチ押しってありますか?

高橋さん:押しているのはレバーかな。でもそれぞれの串に個性があるから、全部おすすめしたいですね(笑)

 

 

――お酒も種類豊富ですが、こだわりはありますか?

高橋さん:ハイボールとビールにはこだわっています。ごついサーバーがあってそれで入れているんですけど、炭酸が強くて、飲んでいただくと違いが分かると思いますよ。

 

 

――これからはどんなことを大切にお店を続けていきたいですか?

高橋さん:人と人がつながるような店を変わらず作っていきたいし、やっていきたいですね。人と接することが好きでこの仕事を続けているので、店とお客さんやお客さん同士でいいつながりが生まれたらいいなと思います。

 

 

 

弁天やきとりJET

新潟市中央区弁天3丁目2-24

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