佐渡市は「佐渡ロングライド210」や「佐渡国際トライアスロン大会」など、大きなスポーツ大会が開催されることでも知られています。「佐渡市スポーツ協会」では、そういった大会を主催・運営しながら、地域のスポーツ振興に貢献しています。事業係に所属する浅島さんに、協会のお仕事や大会のことについてお話を聞いてきました。
一般財団法人 佐渡市スポーツ協会
浅島 啓太 Keita Asashima
1998年佐渡市生まれ。高校卒業後、県外の大学へ進学。Uターンし2023年より「一般財団法人佐渡市スポーツ協会」に勤務。アルビレックス新潟のサポーター。
――佐渡市スポーツ協会では、主にどういった業務をされているんですか?
浅島さん:佐渡島内の体育館とかプールとか、体育施設の管理と、佐渡で行われる4つのスポーツ大会の事務局業務が主な仕事です。僕が所属している事業係で、大会の事務局をしています。
――4つの大会って、「トライアスロン」とか「ロングライド」とか?
浅島さん:「トライアスロン」と「ロングライド」。あとは「オープンウォータースイミング」と「トキマラソン」ですね。参加されるほとんどの方が、島外からの参加です。
――佐渡ってどこも景色がいいし、身体を動かすのにいい場所ですよね。佐渡を訪れるスポーツ好きの人におすすめのレジャーってありますか?
浅島さん:やっぱり、自転車とマラソンがおすすめですね。僕は「トキロード」って呼ばれている田んぼの道をよく走っています。佐和田の海岸沿いを走っている人もよく見かけますね。
――浅島さん自身も運動がお好きなんですね。
浅島さん:ここに勤めるようになったのをきっかけに、今年からマラソンをはじめて。「新潟シティマラソン」にも参加しました。
――やっぱり協会にもスポーツ好きの方が多いんですね。自転車に乗る方の中では、「Z坂」が有名だと思います。あの坂はどうしてZ坂と呼ばれるようになったんでしょう?
浅島さん:「ロングライド」の参加者が坂の手前から道を見ると、ちょうどZの形に見えるっていうことで、Z坂と呼ばれるようになりました。正式には「跳坂(はねざか)」っていう名前で、「ロングライド」の参加者にとって最初の難所と言われています。
――浅島さんが思う佐渡の魅力って、どんなところですか?
浅島さん:人がすごくあたたかいところですかね。大会が終わった後は、フェリーに乗って帰られる参加者の方たちを、紙テープでお見送りしているんです。みんなで「また来いっちゃ」って言って。
――それだけあったかいお見送りをしてもらえると、きっとまた参加したくなりますね。
浅島さん:「地元の人が応援があたたかかった」って、「それが励みになった」っていう、大会に参加した方からの声もありますね。
一般財団法人 佐渡市スポーツ協会
佐渡市吉岡1675
TEL:0259-67-7510