人気店がオープンした新ブランドの店
「長岡背脂まぜそば 元」
食べる
2026.08.29
生姜醤油ラーメンが主流の長岡市で「淡麗系ラーメン」を提供して人気を博している「麺の風 祥気(めんのかぜ しょうき)」が、「長岡背脂まぜそば 元」という新店を立ち上げました。いったいどんなまぜそばが楽しめるのか、お店にお邪魔して、店長の鈴木さんからお話を聞いてきました。
鈴木 祐希
Yuuki Suzuki(長岡背脂まぜそば 元)
1990年長岡市生まれ。東京の専門学校でファッションを学び、長岡に帰ってからは建設会社で10年働く。2020年、以前アルバイトをしていた「麺の風 祥気」で再び働きはじめ、2025年にオープンした「長岡背脂まぜそば 元」の店長を任される。夏はゴルフ、冬はスキーを楽しむ。
ラーメンの魅力は「なんでもあり」。
自由につくることができる。
――鈴木さんは「長岡背脂まぜそば 元」がオープンする前から「麺の風 祥気」で働いていたんですよね。
鈴木さん:はい、社長とはアルバイトしていたラーメン店で一緒に働いていた仲なんです。東京から帰ってきた後「麺の風 祥気」で働かせてもらい、建設会社に勤めてからもアルバイトは続けてきました。
――建設会社から「麺の風 祥気」へ転職したのはどうしてなんでしょうか?
鈴木さん:どうせ働くなら自分が楽しいと思える仕事をやりたいと思ったんです。それがラーメン店でした。
――ラーメンのどんなところに魅力を感じたんでしょう。
鈴木さん:決められたものをつくるのではなく、自由な発想でつくることができるんです。社長も自由にやらせてくれましたね。
――自由な発想ですか。
鈴木さん:例えば冷製ラーメンのトッピングで、チャーシューの代わりに鰹のたたきを使ったことがありましたね(笑)

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長岡には専門店がなかった「まぜそば」を、
長岡の地域性に合わせてつくる。
――「長岡背脂まぜそば 元」がオープンしたいきさつを教えてください。
鈴木さん:「麺の風 祥気」は当時の長岡になかった、淡麗系ラーメンの店としてオープンしました。次にオープンする店も、流行っているけど長岡にはない「まぜそば」をやってみようということになったんです。社長は今まで背脂ラーメンの店で修業をしてきたので、その経験を生かして「背脂まぜそば」の店としてオープンしました。
――なるほど。オープンしたときの反応はいかがでした?
鈴木さん:初日からすごい数のお客様が来てくださいましたね。「麺の風 祥気」の新ブランドということで注目されていることを感じ、身が引き締まりました。
――鈴木さんはオープンから「長岡背脂まぜそば 元」を任されていたんですか?
鈴木さん:僕は今まで背脂ラーメンをつくったことがなくて、背脂を振った経験さえなかったんですよ。だからひと月くらいは社長から背脂の扱い方を学びました。
――背脂を扱う上で、難しいことってありますか?
鈴木さん:背脂を扱っているラーメン屋さんにとっては当然のことだと思うんですけど、背脂にも個体差があるので、綺麗に白く振りかけられるものと、透明のままぼたぼた垂れちゃうものがあるんです。ですから背脂を振るバランスに気をつけるようにしています。
――へぇ〜、背脂でも個体差があるものなんですね。
鈴木さん:あと、まぜそばにはスープが入っていないので、寒い季節になると麺が冷めやすくなるんです。だから丼の温度管理には気をつけるようにしています。特に長岡のお客様はスープの温度には厳しい気がするんです。
――「長岡」という地域性に合わせているところもあるんですね。
鈴木さん:濃い味を好む人が多いのでタレは濃いめにつくっていますし、麺も硬めに仕上げるようにしています。

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まぜそばをおかずにしながら、
ライスを楽しむスタイルがオススメ。
――背脂もさることながら、味はかなり濃いめに感じますね。
鈴木さん:まぜそばと一緒にライスを楽しんでほしいので、味を濃いめにつくっているんですよ。まぜそばのお供にライスを食べるというよりは、まぜそばをおかずにライスを食べてほしいんです。
――だからライスの量が4段階から選べるよう設定してあるんですね。
鈴木さん:「爆盛り」は400gだから約1.5合もあるんです。2人前だと3合ですからね(笑)。まぜそばを食べ終わってから「追い飯」として楽しむのもいいんですけど、個人的にはライスはライスのまま食べていただくのがオススメです。
――まるで「富山ブラックラーメン」を思わせる食べ方ですね。
鈴木さん:それもちょっと意識しているんです(笑)。長岡には辛いラーメンも少ないので、今後は辛いラーメンにも挑戦してみたいと思っています。辛味とうま味のバランスが難しいので、試行錯誤しながらラー油の開発をしているところなんです。楽しみにしていてほしいですね。
――またまたライスが進みそうですね(笑)。オープンしてから間もないですけど、どのようなことを心掛けて営業していきたいですか?
鈴木さん:カウンターだけのお店でお客様との距離も近いので、調理も接客もごまかしがきかないと思っています。だから常に本気で営業していきたいですね。

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