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北欧スタイルのお店で自慢のパフェを楽しめる「café Dal」。

「アイスランド」と聞くと、皆さんはどんな暮らしを連想しますか? その名の通り、一年中凍りついた極寒の地、寒さに震えるような暮らしを連想する人もいるのではないでしょうか。アイスランドは北ヨーロッパにある島国で、実は火山があるため地熱が高く、気候も穏やかで温泉も多い、自然豊かな土地なんです。そんなアイスランドをイメージした「café Dal(カフェ ダル)」というお店が胎内市にあります。いったいどんなカフェなのか、オーナーの遠藤さんにお話を聞いてきました。

 

 

café Dal

遠藤 真由美 Mayumi Endo

1970年胎内市生まれ。神奈川の看護学校を卒業。看護師として20年働いた後、2014年より胎内市で「café Dal」をオープンする。今年に入ってから8年ぶりに店舗をリニューアル。

 

看護師が胎内市でカフェをはじめたわけ。

——今年に入ってからお店をリニューアルをしていたようですね。どんなところをリニューアルしたんですか?

遠藤さん:特に大きく変えたところはないんです。オープンしてから8年が経っていましたし、コロナ禍で客足が落ち着いていたこともあって、壁や床といった内装をリニューアルしたり、機械のメンテナンスをしたりしました。あまりお金をかけられなかったので、できるところは全部自分たちでやったんです(笑)

 

 

——「café Dal」は8年前にオープンしたんですね。はじめたきっかけは何だったんですか?

遠藤さん:私は20年間看護師の仕事を続けてきたんですが、そろそろ自分のやりたいことをやってみようと考えていたんです。そんなときに知り合いからこの土地を紹介されて、コーヒーにも興味があったし胎内市にはカフェがなかったから、自分でカフェをはじめてみようかなと思いました。

 

——飲食店で働いた経験はなかったんですよね?

遠藤さん:はい。開店資金を貯めるために相模原の病院で働きながら、中目黒にあるコーヒースクールに通ってコーヒーやカフェの勉強をしました。普通は1年半くらいで開業するんですけど、私はなんだかんだで5年間もみっちり勉強することになりましたね(笑)

 

大使館におしかけて、アイスランドへ飛ぶ。

——アイスランド風のお店にしたのは、どうしてなんですか?

遠藤さん:最初に考えていたコンセプトが「ナチュラルなカフェ」だったんです。でも、なんだかぼんやりしていて。人によって「ナチュラル」のイメージってそれぞれ違ってくるじゃないですか。だからより具体的なイメージの方がいいと思ったんですよ。

 

——それで出てきたのがアイスランドだったんですか?

遠藤さん:もともとアイスランド出身のアーティストが好きだったので興味を持ったんです。調べてみると、胎内市とアイスランドってよく似ているんですよ。極寒のイメージがあるんだけどそんなことなくって、穏やかな気候もよく似ているし、自然豊かで温泉があることや、マイナーな町っていうところまでよく似ています(笑)。だから胎内市でアイスランド風のカフェをやったら、違和感なく地域に溶け込めるんじゃないかと思ったんです。

 

 

——アイスランドと胎内市が似ているとは……。イメージを近づけるために、いろいろアイスランドのことを調べたりしたんですか?

遠藤さん:品川にあるアイスランド大使館まで行きました(笑)。アポ無しでいったのに事情を話したら特別に中に通していただけて、いろいろな情報を教えていただいたんです。後日、大使の奥様が用意してくださったアイスランド料理のレシピを、職員の方を通じていただくこともできたんですよ。本当に感謝しています。

 

——とてもよくしてもらえたんですね。それにしても、遠藤さんの行動力に驚きます。

遠藤さん:ついには実際にアイスランドまで行ってしまいましたから(笑)。8日間滞在して、観光がてらカフェを回ったんです。人柄もいいし街もカラフルで可愛いくて魅力的な国でしたね。すぐそばで見ることができたオーロラにはとても感動しました。アイスランドのお店や住宅をたくさん写真に撮ってきて、それを参考にしながら店舗設計をお願いしたんです。特にお店の外観は、アイスランドで見つけたお気に入りの家をそのままモデルにしています。

 

店名に隠された衝撃的な事実。

——「café Dal」の「Dal」って、アイスランド語なんですか?

遠藤さん:いえ、ちょっと不思議な話になっちゃうんですけど……(笑)、高熱を出して寝込んでいたとき、夢のなかに天使が出てきたんです。その天使はなぜか狼の姿をしていて、自分の名前を「ダルメシアン」と名乗った上に「ダル」って呼んでくれと言いました。ちょうどその頃、カフェの店名を考えていたので……

 

——も……もしかして、そこから命名したんですか? じゃあ正式には「ダルメシアン」という名前で、看板に描かれているキャラクターは狼の姿をした天使だったんですね!

遠藤さん:そうなんです(笑)

 

 

——犬かキツネだとばかり思っていました……。不思議なお話ですけど、きっと天使からのお告げだったんでしょうね(笑)。ところで、メニューにもアイスランドのフードやドリンクってあるんですか?

遠藤さん:材料の関係でなかなか作るのが難しいんですけど、いくつか提供しています。「スヴィスモッカ」はアイスランドのカフェで地元の人から勧められたんです。飲んでみたら美味しかったので、作り方を見て参考にさせてもらいました。エスプレッソの上にバニラシロップ、ホールドミルク、生クリームが乗って、最後に刻みチョコレートをトッピングしたドリンクです。クリーミーだけどスッキリした飲み口で美味しいんですよ。その他にホットドッグやパンケーキもアイスランドをイメージしたメニューですね。

 

 

——どれも美味しそうですね。

遠藤さん:スイーツだとパフェが充実しているんですよ。旬のフルーツを使ったパフェなので、季節ごとに内容が変わるんです。これから暖かくなって胎内市も自然豊かなシーズンを迎えますし、パフェも美味しく感じるようになる季節ですので、ぜひドライブがてらお立ち寄りください(笑)。スタッフがハーブを使ったメニューを考えていますので、今後も楽しみにしていていただけたらと思います。

 

 

 

café Dal

胎内市西条53-17

0254-28-7776

9:00-17:00

火曜第3月曜休

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