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パフェのようなアイスで、夜のドライブを盛り上げる「月曜からアイス」。

今年の5月、南出来島にオープンした「月曜からアイス 新潟店」。「HAPPY TO DRIVE」がコンセプトで、「夜のドライブに安心で安全な幸せを届けたい」という思いがつまったお店です。新潟県内は1店舗のみですが、香川県の本店の他、全国各地に店舗が展開されているのだとか。今回はこちらの新潟店を運営する「株式会社T-LIFIX」の代表取締役 遠藤さんに、いろいろとお話を聞いてきました。

 

株式会社T-LIFIX

遠藤 歩 Ayumi Endo

1995年長岡市生まれ。16歳で建設の仕事をはじめ、19歳のときに独立。2017年に「株式会社T-LIFIX」を設立。建設業の他に飲食店など10店舗以上を展開。2023年5月「月曜からアイス 新潟店」をオープン。

 

目指したい場所があれば、ドライブがもっとおもしろくなる。

——遠藤さんは19歳で起業されたそうですね。

遠藤さん:高校を中退して、16歳のときから建設の仕事をしています。19歳で独立して会社を立ち上げました。個人事業主から法人へ移行したのは2017年です。今は建設業の他に飲食店や美容系店舗の経営も行っています。

 

——飲食業をはじめたきっかけはあるんですか?

遠藤さん:ずっと現場仕事に出ていたんですけど、腰を痛めちゃいまして。以前、昼間は建設の仕事をして、夜に飲食店で働いた経験があったので、そのときのノウハウを生かして飲食業をやってみようと思ったんです。

 

——建設業と飲食業、どんな違いを感じますか?

遠藤さん:両方やってみて、僕は飲食の仕事の方がいいなと思いました。建設業は体育会系色が強いし体力的にもハードですからね。飲食業をはじめてびっくりしたのは、スタッフの出入りが激しいこと。これは課題かもしれません。

 

 

——「月曜からアイス」は、香川県でスタートしたお店ですよね。遠藤さんが新潟でこのお店をやってみようと思われたのはどうしてですか?

遠藤さん:「HAPPY TO DRIVE」っていうコンセプトに共感しました。ドライブの行き先になる場所って、地方だとあまりないじゃないですか。僕も若いとき、特に目的地がないままドライブに出かけた経験があったし、「月曜からアイス」みたいなスポットがあれば、ドライブがもっとおもしろくなるだろうなと思ったんです。

 

——そもそも「月曜からアイス」を知ったきっかけはなんでしょう?

遠藤さん:「令和の虎CHANNEL」っていうYouTubeチャンネルで知りました。それで本部に問い合わせて、すぐに香川県まで打ち合わせに行きました。

 

——すごいスピード感と行動力。

遠藤さん:それは誰にも負けない自信があります(笑)

 

新潟限定メニューもある、ボリューム満点のアイスクリーム。

——メニューについても教えてください。どれも見た目はパフェみたいで、ボリュームたっぷりですね。

遠藤さん:これを目指してドライブしたくなる、満足感のあるアイスクリームですよ。人気は「プレミアム苺アイス」です。新潟限定の「ブルーベリーチーズアイス」や期間限定商品など、たくさんの種類を用意しています。

 

 

——新潟限定メニューもあるんですね。

遠藤さん:「ブルーベリーチーズアイス」には、「佐渡乳業」さんのクリームチーズと新発田産のブルーベリーを使っています。苺はその時期に美味しいものを選んでいるので、使っている品種はいくつかあるんですけど、越後姫が美味しい時期は越後姫を使っています。なるべく県内産の素材を使うようにしています。

 

 

——全国のお店同士で情報交換することってあるんですか?

遠藤さん:オーナー同士で情報共有はしますね。新潟店はオープン直後の反響がすごく大きくて、他県の店舗よりも盛況だったみたいです。

 

——すごいですね。どんな仕掛けをしたんですか?

遠藤さん:プレオープン期間にインフルエンサーさんに試食してもらったり、3日間100食限定で、5円で販売したりしたのがよかったのかもしれません。ご縁があるように5円にしたんですけど、期待以上でしたね。

 

——遠藤さんは、「月曜からアイス」以外にもいくつもお店を経営されていますよね。新しい事業をはじめる決め手はなんですか?

遠藤さん:「興味が持てるか」「勉強になりそうかどうか」「まだやっていない」をポイントにしています。「月曜からアイス」は、キャッチーで個性的なコンセプトに惹かれました。

 

——「月曜からアイス」をはじめてよかったですか?

遠藤さん:飲食業以外にも建設業や美容系の事業などもしているので、いろいろな業態の経営者とお会いします。そこで「『月曜からアイス』も運営しているんですね」って言われることが多くって。「知ってもらえているんだな」って実感が持てるようになりました。そこでの出会いで人間関係ができることもあるので、会社の看板になるようなお店が持てたと思っています。

 

県内にここしかない、その特別感を大切に。

——新潟はこれから本格的な冬がやってきます。この時期に何か考えていることはありますか?

遠藤さん:当初から冬の売上が落ち込むのは想定していますし、それは仕方がないと思っています。これからドーナツの販売をはじめてみようかなとか、いろいろアイディアはあるんですよ。どうしようか本部と相談しているところです。

 

——2年目の営業に向けて、考えていることはありますか?

遠藤さん:今年は忙しくて実現できなかった、キッチンカーでのイベント出店をしたいですね。

 

 

——ちなみに県内2店舗目の構想はあるんでしょうか?

遠藤さん:今後出店するにしても、新潟県内で新しいお店を出すことは考えていないかな。今も遠方のお客さまにお越しいただいていますし、県内に1店舗しかないっていう特別感がいいのかなと思うんです。出店するなら他県ですかね。

 

——若くから経営者として活躍してこられたと思います。将来的にはどうなっていたいですか?

遠藤さん:常に挑戦していたいですね。新しい事業にもどんどんチャレンジして、これからもやったことがない分野で経験を積みたいですね。

 

 

 

月曜からアイス 新潟店

住所:新潟市中央区南出来島2-8-1 キューピット出来島敷地内

電話:025-384-8878

営業時間:平日17:00~24:00、土日祝14:00~24:00

※掲載から期間が空いた店舗は移転、閉店している場合があります。ご了承ください。
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