古町に生まれたゲストハウスは、コミュニケーションの場。

新潟にもあります!最近、話題のゲストハウス

来年開催される東京2020オリンピックに向け、ロボットが受付をしてくれるホテルなど趣向を凝らした宿泊施設が登場しているなか、低価格で泊まれて、宿泊者同士のコミュニケーションが魅力の「ゲストハウス」にも注目が集まっています。バックパッカーのような旅人が泊まるイメージのゲストハウス。実際にどのような宿泊スタイルなのか、どんな方が利用しているのか、「ゲストハウス人参」のオーナー・高井さんにその魅力をうかがいました。

 


 

高井一平さん

ゲストハウス人参

高井一平 Ippei Takai

 

1986年生まれ、新潟県見附市出身。20歳の時に世界一周の旅をスタートさせ、帰国後は北海道、東京と拠点を移し、2016年に故郷である新潟にて「ゲストハウス人参」をオープンさせる。アクティブに思われがちな経歴だが、意外と人見知りな一面も。

 


宿泊=コミュニケーション。それが最大の魅力。

―まず、ゲストハウスとは具体的にどういったものなのか教えてください。

高井さん:これがゲストハウスといった定義はないのですが、一般的には素泊まり、相部屋(一部を除く)、共有の水回りが備わった宿泊施設のことをゲストハウスと呼んでいます。なので、食事は備え付けの共有キッチンで自炊するか、その地の料理を求めて外食するかの2パターンです。外食に行かれる方がほとんどですけどね(笑)。自炊される方は、長期滞在の方ぐらいですかね。

 

―せっかくの旅行なら、地元の料理とか食べたいですもんね。ちなみに料金はどのくらいなんですか?

高井さん:「ゲストハウス人参」では、「男女混合ドミトリー」という相部屋で1泊/¥3,000~となっています。個室も用意していますが、ちょっと割高になります。ホテルや旅館に泊まった場合は、1泊/¥10,000以上かかることがザラだと思います。ゲストハウスは食事が出ないかわりに宿泊費は安く、だいたい1泊/¥2,000~4,000程度が相場ですね。なので各地を転々と旅したい方や、学生などに人気です。あ、外国人の方もちらほらいらっしゃいます。

 

―外人さんと相部屋とか、楽しそうですね!

高井さん:ゲストハウスの魅力のひとつが“コミュニケーション”です。多くのゲストハウスではリビングスペースが用意されています。もちろん、ゲストハウス人参でも。その空間は、宿泊者の方がくつろいだり交流したりするコミュニティースペースです。アルコール類をはじめとしたドリンクを販売しているので、夜になるとみんなでひとつのテーブルを囲んで、宴会がスタートします。いろいろな県から、国から、集まった人たちとの交流の時間が、個人的にはゲストハウス最大の魅力だと思っています。

 

人と人がいつのまにか仲良くなっている。そんな空間を作りたい。

―こちらの「ゲストハウス人参」は、いつオープンですか?

高井さん:オープンしたのは2016年2月なので、約3年が経過しました。時間が過ぎるのって早いですよね(笑)。

 

―3年前というと高井さんは20代後半ですね。どうしてゲストハウスを始めようと思われたんですか?

高井さん:実際にやってみようと思ったきっかけは、数人の友人に「ゲストハウスやってみたら?」「ゲストハウスのオーナーとか、向いていそうだよ」と連続して言われたからです。思春期のときから普通のことが嫌いで、ちょっと変わった道を歩みたい願望がありました。なので、その提案が心に刺さったんでしょうね。あとは、20歳のときに世界一周をした経験も少し影響していると思います。多くの知らない人たちとコミュニケーションを取り、さっき会ったばかりの人といつのまにか仲良くなっている。そんな経験をしてもらいたいって思う部分もありましたね。

 

―ビビッときたわけですね!「ゲストハウス人参」は古町にありますが、出身地の見附に出そうとは思わなかったんですか?

高井さん:正直、考えなかったんですよね。候補として考えていたのは、観光地でもある村上でした。実際に村上を巡った後、この場所を見つけてココにしようと決めました。

 

―「ゲストハウス人参」というネーミングには何か思いが込められていますか?

高井さん:「交流・体験・学び」の3つのことができる場所にしたいとはじめに決めていました。なので「3」=「参」という文字遊びと、人が集まる場所だから「人」。この二文字を組み合わせて「人参」となりました。

 

―人参が好きって理由ではないんですね(笑)。全体的に古民家風になっていますが、ゲストハウスとしての特徴を教えてください。

高井さん:この場所は、元々老舗の団子屋さんだったんです。なのでその雰囲気を生かしてゆったりとした空間を作りました。あとは、宿泊者の方に新潟を満喫してもらえるよう、県内の地酒をそろえています。古民家で地酒。なんか田舎っぽくないですか?

 

―やっぱり新潟といえば地酒ですよね。飲みニケーションにも繋がりますしね。

高井さん:そうなんです。ゲストハウスは一緒に宿泊している人同士の距離が近い分、お酒が入ると尚、楽しい空間が生まれるんです。ただ、僕自身はお酒も飲めなく、人見知りなんですけどね(笑)。でも自分から話しかけたりする行動ひとつでコミュニケーションは生まれ、必ず楽しかった思い出になることは自信をもってお伝えできます。

 

 

―最後にお聞きします。今後の展開を教えてください。

高井さん:「ゲストハウス人参」は、自身が人見知りなこともあり相部屋の作りにこだわりました。ただベットを並べただけの空間でなく、ひとつの空間のなかに仕切りを作りプライベート空間を確立。他にも個室を用意するなどして、宿泊用途の幅を広げました。そこで感じたことが、宿泊のバリエーションです。友達同士で自宅のリビングに居るかのようにお酒を飲みかわし楽しむ時間。なかなか体験できる機会ってないですよね。そこで最近始めた宿泊形態が一棟貸しの宿泊施設「貸切の宿 jin」です。一軒家をまるごとお貸ししているので、友人、カップル、家族などの多人数でご利用いただいています。みんなでワイワイする場として、これからはこの「一棟貸し」を増やしていければと思っています。

 

 

ゲストハウス人参

新潟市中央区古町通3番町557 2F

025-311-0205

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貸切の宿 jin

新潟県新潟市中央区古町通一番町519-1

025-311-0205(ゲストハウス人参)

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