新潟の滝を見に行こう。初夏の自然と「滝見」のススメ。

涼しくて癒される「滝見」。新潟のベスト・フォールを集めてみました。

見ているだけで涼しげで癒される、滝。初夏に向かうこれからのシーズンのお出かけにオススメのスポットです。新潟には誰もが知っているような有名な滝はありませんが、じつはいい滝がたくさんあるんです。迫力を楽しんでもよし、音を楽しんでもよし、滝にたどりつくまでのウォーキングを楽しんでもよし。マイナーだからこそ、それぞれの楽しみ方ができる「滝見」。今年のゴールデンウィーク、もしお暇でしたら滝に出かけてみてはいかがでしょうか。

 

コンクリート階段でアクセス快適
二段滝の清涼感を味わう

阿賀町

角神不動滝

tsunogamifudoutaki

 

トイレや休憩スペースのある整備された駐車場から、コンクリートの遊歩道が続いているためアクセスは快適です。やがて見えてくる〈一の滝〉を眺めながら階段を上っていくと、目の前に高さ25mから落ちる〈二の滝〉が現れます。雪解けや雨降り後は水量も多く、間近で水しぶきを浴びながら鑑賞することができます。

SPEC-角神不動滝

■所在地:東蒲原郡阿賀町鹿瀬

■山塊:飯豊山 ■水系:不動滝/阿賀野川

■分類:一の滝 段瀑/二の滝 直瀑

■落差:一の滝 15m/二の滝 25m

■駐車場:あり

■トイレ:あり

Access

鹿瀬大橋を渡ってR459を西会津方面に向かいます。奥阿賀遊覧船乗り場を過ぎ、いくつかトンネルをくぐり、小さな橋を渡ってすぐ左に看板が見えます。駐車場に車を停め、川に沿って遊歩道を歩いて行くと5分ほどで滝に到着します。

 

 

もみじに囲まれて
天然岩の階段を流れる美滝

阿賀町

大尾不動滝

Oofudoutaki

 

まるで階段のようになっている岩の斜面を、幾股にも分かれながら流れ落ちる様子は日本画のような美しさ。滝にかかるもみじも、初夏は新緑、秋は紅葉というように季節ごとに楽しむことができます。遊歩道は徐々に岩場を登るようになるので、足元には気をつけてください。入口付近に置かれた杖代わりの木の枝を借りるのもいいと思います。

SPEC-大尾不動滝

■所在地:東蒲原郡阿賀町上川

■水系:柴倉滝/常浪滝/阿賀野川

■分類:分岐瀑

■落差:20m

■駐車場:あり

■トイレ:なし

Access

R49を西会津方面に向かい、三郷交差点を上川方面へ。〈上川支所〉を過ぎた太田交差点を左折し〈たきがしら湿原〉に向かって進むと左側に看板が見えてきます。駐車スペースから川沿いの遊歩道を進み、約6分で滝に着きます。

 

 

1度に2つの滝を楽しめる
タイプのちがう夫婦滝

新潟市秋葉区

白玉の滝

shiratamanotaki

 

落差のない箱庭的風情の〈雌滝〉と、15mの高さから滝つぼに落ちる〈雄滝〉。タイプのちがう2つの滝の、季節ごとの表情を楽しむことができます。駐車場からの距離やアクセスも悪くないので、お手軽に散歩感覚で訪れることができます。毎年1月に〈白玉の滝打たれ〉がおこなわれ、冬の風物詩として定着しています。

SPEC-白玉の滝

■所在地:新潟市秋葉区金津

■山塊:菩提寺山 ■水系:大通川/信濃川

■分類:雌滝 分岐瀑/雄滝 直瀑

■落差:雌滝 3m/雄滝 15m

■駐車場:あり

■トイレ:あり

Access

新潟方面からR403を加茂方面に向かい、兎谷交差点を左折します。〈中野邸美術館駐車場〉を過ぎると右側に看板が見えてくるので右折。そのまま細い道を直進すると、右側に駐車場があります。駐車場から〈雌滝〉まで1分、〈雄滝〉まで5分で着きます。

 

 

ちょっとした冒険の先に待ち受けてる
大迫力の巨大滝

村上市

鈴ヶ滝

suzugataki

 

細い山道を運転し、駐車場からのルートも危険な崖道があったりして、アクセスはちょっぴり大変。くれぐれも歩きやすい靴で行くことをオススメします。そんな冒険の先にあるのは、巨大な岩の上から滑るように落ちてくる〈鈴ヶ滝〉。水量がものすごく、滝つぼに近づくと小雨のように水しぶきを浴びることができます。

SPEC-鈴ヶ滝

■所在地:村上市高根

■山塊:火打山 ■水系:鈴谷川/高根川/三面川

■分類:小滝 分岐瀑/鈴ヶ滝 分岐瀑

■落差:小滝 35m/鈴ヶ滝 55m

■駐車場:あり

■トイレ:なし

Access

R7を山形方面へ向かい〈道の駅 朝日〉を過ぎたところにある早稲田交差点を右折。突き当たったら左折し、あとは案内看板に従って進みます。細い山道なので運転には注意が必要な上、冬期は通行止め区間もあるので確認してから行くことをオススメします。駐車場から徒歩15分ほど山道を歩きますが、滑りやすい険しい道もあるので注意が必要です。

 

 

かるい散歩感覚で訪れることができる
不動明王たちのたたずむ滝

柏崎市

善根の不動滝

zekonnofudoudaki

 

公園のように整備された遊歩道は歩きやすく、駐車場からほとんど時間がかからずに滝の前に着きます。水量は多くないのですが、落差があり、かなりの高さから滝が落ちてくるので迫力があります。江戸相撲の8代目柏戸関が寄進したものをはじめ、いたるところに置かれた不動明王像に信仰の深さをうかがい知ることができます。

SPEC-善根の不動滝

■所在地:柏崎市善根

■山塊:八石山 ■水系:久之木川/鯖石川

■分類:段瀑 ■落差:72m

■駐車場:あり

■トイレ:あり

Access

柏崎市を通るR252を十日町に向かって走り、与板交差点を左折し〈鯖石小学校〉の前を過ぎて東進します。集落の中を通り、行き止まりに駐車場があります。駐車場からは約5分で滝に到着します。

 

 

石仏たちに見守られながら流れ落ちる
神秘的雰囲気のただよう滝

上越市

板山不動滝

itayamafudoudaki

 

ひっそりと静まりかえる谷間の半月状の洞窟に、二百体以上もの石仏群が並ぶ〈板山不動尊〉。その横を静かに流れ落ちる不動滝は神秘的雰囲気を感じさせ、神々しささえも湛えているように見えます。滝の姿もさることながら、その雰囲気にも涼しさを感じることができるスポットです。

SPEC-板山不動滝

■所在地:上越市大島区板山

■水系:大通川/信濃川

■分類:直瀑 ■落差:7m

■駐車場:あり

■トイレ:あり

Access

旧高柳町のR353小岩トンネルを過ぎ、県道78号線との交差点を大島村方面に向かいます。板山集落に出ると、T字路に出る手前の右側に駐車場があります。駐車場から平坦な遊歩道を川に沿って歩き、約5分で滝に着きます。

 

 

轟く地響きと水煙を立てて流れ落ちる
圧倒的水量を誇る“地震滝”

妙高市

苗名滝

naenataki

 

まるで地震のように大きな音を立てて落ちることから“地震滝”とも呼ばれています。落差、水量共に新潟県内の滝の中でもトップクラスで、滝つぼからはもうもうと水煙が立ち上るほどで、その豪快さは見ていて気持ちいいほどです。雪どけ頃の5月あたりはもっとも水量が多くて迫力があります。〈日本の滝百選〉に選ばれた名滝です。

SPEC-苗名滝

■所在地:妙高市妙高高原

■山塊:火打山 ■水系:関川

■分類:直瀑 ■落差:55m

■駐車場:あり

■トイレ:あり

Access

上信越自動車道〈妙高高原IC〉から県道39号線を西に進み、4.5km付近で林道に折れて進むと、突き当たりに大きな駐車場があります。駐車場から歩いて10分ほどで滝の前に着きます。

 

 

水量、神秘性、迫力、美しさ…あなたが滝に求めるものは何ですか?

滝見には人それぞれ、異なる喜びと発見があります。水量の多さに感動する人、静謐で神秘的な雰囲気を求める人、ただただ大瀑布的な迫力を求める人、あるいは滝の流れの造形的な美しさに心ひかれる人。滝の楽しみ方は色々。あなたが「滝」に求めるのは何でしょうか。

 


TOP