VRでお店や商品の魅力をリアルに伝える「リプロネクスト」のチャレンジ。
その他
2020.12.27
ゴーグルを通して映像を見ることで、360°限りなく現実に近い感覚を得られるVR(バーチャルリアリティー)。そんなVRの技術を使って広告事業を行っている会社が、新潟市西区の「株式会社リプロネクスト」です。社長の藤田さんは東京から新潟にUターンして会社を立ち上げました。今回は藤田さんと広報担当の高橋さんに、VRを使った広告や、新潟で働くことの思いについて聞いてきました。

株式会社リプロネクスト
藤田 献児 Kenji Fujita
1989年新潟市江南区生まれ。東京の大学を卒業後、都内の広告代理店やバスケットボールチームの営業を経験。2017年新潟市に戻り「株式会社リプロネクスト」を設立。趣味はバーベキューやスポーツ観戦。学生時代はサッカーやラクロスをやっていたスポーツマン。

株式会社リプロネクスト
高橋 沙弥 Saya Takahashi
1991年魚沼市生まれ。関東の大学を卒業後、新潟市で出版社に就職。グループ法人の広報を経て2020年4月より「株式会社リプロネクスト」で広報を担当。今は始めたばかりのキャンプにハマっている。日本酒好きで「想天坊」「緑川」「あべ」がお気に入り。
「新潟をもっと盛り上げたい」というふたりの思い。
——藤田さんはもともと広告関係の仕事をしていたんですか?
藤田さん:大学進学を機に上京して、そのまま都内にあるWEB広告の代理店に就職しました。その会社でWEB広告の知識と、それ以上に社会の厳しさを教わりましたね。とにかく忙しい毎日を送っていました。
——その会社でWEB広告の仕事をする下地ができたんですね。
藤田さん:そうですね。その後はバスケットボールチームの営業をやりました。でも、広告代理店の忙しい生活から抜け出せたと思ったら、それ以上にハードな生活が待っていたんです(笑)。休みの日もイベントに出ているから、休みなく働いている状態でしたね。
——新潟にUターンしようと思ったのはどうしてなんですか?
藤田さん:たまに新潟に帰ってくると、昔からあるお店が全国規模のチェーン店に押されて閉店していくのを何度も見て……すごく悲しいし、もったいないって思っていました。自分が生まれ育った新潟に、活気を取り戻したいと思ったのが、Uターンの理由ですね。
——それで「株式会社リプロネクスト」を設立したんですね。
藤田さん:はい。東京の知り合いからはUターンに反対されましたね。起業するなら新潟よりも仕事が多い東京でやった方がいいって言われて……。でも、自分が新しい広告の会社を始めることで、少しでも新潟の雰囲気を変えていけたらいいなって思ったんです。僕たちが新しいことにチャレンジしている姿を見て、自分もチャレンジしてみようと思う人たちが増えてくれたらいいなって思いました。
——広報担当の高橋さんは、どうして「リプロネクスト」に入ったんですか?
高橋さん:私は新潟のローカル情報誌を出版している会社で編集をしたり、グループ法人の広報を担当したりしていたんです。でももっと新潟の魅力を紹介できるような職場で広報の仕事をしたいと思っていて、そんなときこの会社に出会ったんです。業務内容が面白そうで興味を持てたし、スタッフそれぞれがSNSで発信しているフラットな雰囲気に好感が持てました。

VRやストリートビューを生かして「リアル」を伝える。
——「株式会社リプロネクスト」では、具体的にどんな仕事をしているんですか?
藤田さん:WEBマーケティング企業として、企業や商品の魅力をインターネット上でリアルにお届けしたいと思っています。大きい企業の広告って、露出も多いし魅力的に映りますよね。でも地元の小さなお店や商品にだって、まだまだ知られていない魅力のあるものが多いんですよ。その魅力を伝えるためには、できるだけリアルに伝えた方がユーザーに届きやすいと思うんです。
——たしかにそうですね。なんかThingsとも近い感覚ですね。でも、どんな方法でリアルに伝えるんですか?
藤田さん:VR、つまりバーチャルリアリティー動画やGoogleストリートビューを使うことで、臨場感を味わってもらいます。そういった動画や映像の制作も手掛けています。

——例えば……?
高橋さん:例えば五泉高校の学生から相談を受けて制作した、「ウメダニット」の工場見学VRコンテンツがあります。新型ウイルス感染症のために実際の工場見学が制限されるので、VRを使って臨場感のある動画を制作したんです。

——ああ、なるほど。実際に行ったみたいにわかりやすいですね。他にもあるんですか?
藤田さん:官公庁からの依頼で作ったリクルート用のVRコンテンツもあります。仕事の様子をわかりやすく伝えて、よく理解してもらうために、「1日仕事体験」などのVRコンテンツを3本を作りました。スマートフォンをセットするだけでVR動画が見られるVRゴーグルも作って、内定者のご家族やお友達にも見てもらえるようにしたんです。
——VRのゴーグルってもっと高そうなものをイメージしますけど、お手軽なタイプもあるんですね。
藤田さん:スマートフォンをはさむだけで簡単にセットできてVR動画を見ることができますし、ロットにもよりますけどコストもかからないので、ノベルティーとして配布したり、グッズとして販売することもできるんですよ。

地方ではまだVRの仕事は少ない。これからもっとチャレンジを。
——VRの他に、これからやっていきたい事業があったら教えてください。
高橋さん:「オンラインサロン」を使った会員制コミュニティの運営を考えています。たとえば、スポーツ選手の会員制ファンサイトを作って、非公開のコミュニティ内で選手とファンが交流を図ったり、企業の採用コミュニティを作って、SNSでは公開できない内容をオープンにしたり、いろいろな活用が考えられるんです。
——これからも新しいことにチャレンジしていくんですね。
藤田さん:今のクライアントワークを伸ばしながら、新規事業にもどんどんチャレンジしていきたいですね。地方ではまだVRを使った仕事が少ないので、もっと「リプロネクスト」の業務を皆さんに知っていただきたいと思っています。そのためにも広報の高橋には期待しています(笑)
高橋さん:会社のオフィシャルブログの他に、6名のスタッフひとりひとりがTwitterアカウントで情報発信をしています。発信することで会社を盛り上げていけたらいいなと思っていますし、「リプロネクスト」のファンができてくれたらうれしいですね。

「昔からがんばっているお店を応援したい」という思いで、新潟に戻って起業をした藤田さん。そして「新潟の魅力をPRする仕事がしたい」と思っていた高橋さん。そんなおふたりをはじめスタッフの皆さんが、新しいことにチャレンジしている「株式会社リプロネクスト」。これからも新潟の素敵なお店や魅力的な商品を、リアルに紹介していただきたいですね。
株式会社リプロネクスト
〒950-2013 新潟県新潟市西区小針が丘2-54 2F
050-5319-5206
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