素敵な暮らしが揃うインテリアショップ「SQL.」に行ってきた。
その他
2019.12.05
ちょっとだけ上質な暮らしのエッセンス。
長岡市のすずらん通り商店街にあるビルの3階に、お洒落なインテリアショップがあります。その名は「SQL.(エスキューエル)」。階段を上ると現れるのは、こだわりのインテリア雑貨、照明、小物家具たち。そして出迎えてくれる看板犬のルーク。今回はオーナーの久保さんから、暮らしを上質にしてくれるアイテムへのこだわりを聞いて来ました。

SQL
久保 晋吾 Shingo Kubo
1975年長岡市生まれ。東京の専門学校で店舗空間デザインを学び、インテリアメーカーへ就職。家業である空調設備会社を経て2014年「SEQUEL design」をオープン。2019年には「SQL.」と名前を変えて移転オープン。
「SQL.」はどんなインテリアショップ? コンセプトを聞いてみた。
――さっそくですが、お店のコンセプトやどんなアイテムを取り扱っているのか教えてください。
久保さん:「SQL.」は上質な生活を送るためにすこし良いモノを揃えているインテリアショップです。インテリア雑貨、照明、小物家具、ファブリックなどがあって、ちょっと男っぽいアイテムをセレクトしています。
――男っぽいアイテムが揃っているインテリアショップって、めずらしいですよね。
久保さん:「SQL.」のある長岡市は、僕のイメージではどちらかというとファンシーで女性向けのインテリアショップが多いんです。だから自分でお店をするなら、男っぽいアイテムが揃っているインテリアショップにしたかったんです。
――お店のメインとなるブランドやメーカーはありますか?
久保さん:雑貨の取り扱いは「DULTON(ダルトン)」が多いです。でも好みが多様化している時代だから、ブランドネームだけで選ばないようにしています。しっかりと品定めをして、良いモノを選ぶことがポリシーです。

家庭環境が生んだキッカケ。インテリアは遊びだった。
――久保さんは、どういったキッカケでインテリアに興味を持ったんですか?
久保さん:何かを見てとか、体験してとか、これといったキッカケはありませんでした。ただ、家庭環境が関係しているのは確かですね。実家が空調設備屋を営んでいたから、ドラフターといわれる製図用机やたくさんの住宅雑誌があって、それらが遊び道具でした。住宅チラシを集めたり、製図のマネをして絵を描いたり、インテリアに関わることが遊びだったんですよね。
――そうなんですね。学生時代に専門的な勉強もされたんですか?
久保さん:スタートは住宅でしたが、店舗デザインの方が自由度が高いと思って店舗空間デザインの専門学校へ行きました。当時は店舗設計をしたくて勉強していたけど、アルバイトをしていた設計事務所の過酷な仕事環境を垣間見てしまい…。店舗設計じゃなくてインテリアショップで働きたいと、考えが変わりました。
――では、卒業後はインテリアショップに?
久保さん:そうですね。そこでVMD(ビジュアル・マーチャン・ダイジング)といってショップの商品配置デザインや色彩を整えたり、仕入れをしたりという、今の仕事のベースとなることを学ばさせてもらいましたね。

――インテリアショップでの経験以外に、今のベースとなった出来事はありますか?
久保さん:イタリア・ミラノで開催された家具の見本市「ミラノサローネ」に行ったとき、イタリア人の色彩やデザインの感覚に衝撃を受けました。イタリアでは子どもの頃からデザイン教育が盛んで、日本みたいに壁は白、太陽は赤、みたいな決まりがないんです。そんな環境だからこそ大人たちも自由で。どのお店もデザイン性があって、個性的でした。
――イタリアはお洒落なイメージがありますね。やっぱり住まいもお洒落なんですか?
久保さん:お洒落というか、住空間に対するお金の価値観が違っていますよね。ちょっとお洒落で安いアイテムを買う日本人のスタイルではなくて、物自体にこだわりやストーリーがあって、値段が高いなら高いなりの理由があるものをセレクトするのがイタリア人。日本もイタリアみたいに変わっていってくれると嬉しいですね。

独立のキッカケは雑誌の部屋特集。
――それでは、お店について聞かせてください。どうして自分でお店を開こうと思ったんですか?
久保さん:父の他界を機に、家業を手伝うことになりました。それから5年経ったときに「60歳になっても、この仕事を嫌々しているのかな…」って考えたんです。それで父には申し訳なかったけど、自分で何かをしようと思いはじめました。
――当時はインテリアショップをしようとは思われていなかったんですか?
久保さん:インテリアショップをはじめるのにはキッカケがあって。新潟のライフルタイル情報誌「Pas magazine(パスマガジン)」のインテリアコーナー「自分の部屋紹介」で取材されたことがあったんです。今見るとダサい部屋なんですけどね(笑)。その取材で来ていた編集者の方に「新潟には面白い雑貨屋さんが少ないから、やってみたらどう?」って唐突に言われて。軽い気持ちでスタートしたんです(笑)
――なんか急展開ですね(笑)
久保さん:それで2014年の春、自宅の倉庫を改装してスタートしたのが前身のお店「SEQUEL design(シークエルデザイン)」。7坪の小さなお店でね。それでも多くのお客さんが来てくれて、広い場所に移りたいなと思っていた時に出会ったのが今の場所なんです。

――あれ? 今と店名が違うんですね。
久保さん:2019年に移転と同時に店名を「SQL.」に変えたんです。ちょっと長かったからシンプルに(笑)
――移転して、店名も変えて。アイテムのラインナップも一新されたんですか?
久保さん:「SEQUEL design」よりも男っぽく、大人っぽくしたラインナップにしました。そして生活が潤うような上質でうんちくやストーリーがしっかりしているアイテムを揃えて。東京と地方では売れる商品は異なるから敬遠していた部分もあったんですけど、自分が扱いたいものを揃えて、しっかりと良さを伝えられるようなラインナップにしました。
――最後に「SQL.」から伝えていきたいコトを教えてください。
久保さん:僕はハイブランドに興味がありません。それはブランド名で買うか買わないかを決めたり、有名だからという理由で買ったりするのが寂しいことだって思っているからです。だから「SQL.」では無名で高価なアイテムでも、心に響くなら取り扱っています。物自体の良さ、ストーリー込みで上質な暮らしを伝えていけたらいいなと思っています。

「SQL.」で見つけた気になるアイテム。




SQL.
新潟県長岡市東坂之上町2-6-8 遊和ビル3F
0258-89-8925
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