雑貨も充実!カフェのあるアウトドアショップ「WEST長岡店」。
カフェ・遊ぶ・食べる
2019.11.13
カジュアルで普段使いできるアイテムが充実。
今年4月長岡にオープンした「WEST長岡店」。こちらは新潟店、三条店、上越店に続く4店舗目となるアウトドアショップ「WEST」最大級の店舗となり、「日常と非日常をシームレスに楽しむ」ことをコンセプトに、カジュアルで普段使いのできるアイテムが充実しています。また、上越店に続いて「WESTカフェ」も併設。今回は「WEST長岡店」店長の米山さん、「WESTカフェ長岡店」マネージャーの長谷川さんにお話を聞いてきました。


WEST長岡店
米山 聡範 Toshinori Yoneyama
1978年長岡市(旧栃尾市)生まれ。「WEST長岡店」店長。20代の頃からやっているスノーボードがアウトドアにハマるきっかけとなった。2008年「WEST三条店」に入店し「WEST長岡店」オープンとともに店長となる。山登りが趣味で、時間がなくても近場の山に登って過ごしたりしている。

WESTカフェ長岡店
長谷川 学 Manabu Hasegawa
1991年阿賀町生まれ。「WESTカフェ長岡店」マネージャー。新潟市内のイタリアンレストランやダイニングバーで経験を積んだ後、「WESTカフェ上越店」に入店。「WESTカフェ長岡店」オープンとともにマネージャーとなる。趣味はマラソン、スノーボード。
地域によって違う客層を予測して品揃えする難しさ。
——今日はよろしくお願いします。こちらのお店はとってもきれいな建物ですね。
米山さん:ありがとうございます。今年の4月27日にオープンしたばかりなんです。まあ、これでも汚れてきたんですけどね。
——ぜんぜん汚れているようには見えませんよ。オープンのときは大変だったんですか?
米山さん:大変でしたね(笑)。オープン日から予想を大きく上回る来店がありました。駐車場を60台分ほど用意してあったのに足りなかったんです。だからその後に改修して90台まで停められるようになりました。それから、「WEST」は新潟県内に、新潟、三条、上越、長岡の4店舗があってそれぞれの店舗でお客さんの雰囲気が違うので、扱っているアイテムも違ってきます。長岡市は初めて出店する地域なんですけど、アウトドアの商品発注は1年前にしなければならないので、お客様のニーズをリサーチしながら発注しなければなりませんでした。
——手探り状態ですね。結果的に、予想通りの客層でしたか?
米山さん:ちょっと予想が外れたところはありましたね(笑)。思ってた以上にお客さんの層が幅広かったんですよ。私たちは30〜40代のお客さんが多いと予測していたんです。ところが実際には50〜60代のお客さんも多かったんですよね。カフェを併設しているから、お茶を飲みに来るお客さんが多いのかもしれませんね。半年間営業してきて見えてきたところもあるので、今後も少しづつ変化を加えて、地元の方に楽しんでいただけるお店作りをしていきたいと思います。
——長岡店にはカフェが併設されてるんですね。どんな感じのお店なんですか?
米山さん:じゃあ「WESTカフェ長岡店」のマネージャーを紹介しますね。いっしょに2階のカフェに行きましょう。

アウトドアアイテムを使いながら食事が楽しめるカフェ。
——おお!こちらが「WESTカフェ長岡店」ですか。窓が多くて開放感のあるお店ですね。
長谷川さん:ありがとうございます。「WESTカフェ長岡店」マネージャーの長谷川です。よろしくお願いします。窓からは田園風景や鋸山(のこぎりやま)も見えて、室内にいながらアウトドア気分が味わえるんです。

——長谷川さん、よろしくお願いします。テーブルに置いてあるカトラリーやテーブルウエアはキャンプ用品みたいですね。
長谷川さん:はい。「WEST長岡店」で販売しているアイテムを使っています。アウトドア製品って丈夫で長持ちすることから、質がいい分値段も高いじゃないですか。気軽に買えるものじゃないから、なかなか使ってみる機会ってないと思うんですよ。うちのカフェでは食器、カップ、スキレット、ナイフ、フォークといったアウトドア製品を使って飲食することができますので、使いやすさを実感していただくことができるんです。ステーキは盛り付けているスキレットごと火にかけて調理しています。

——こちらのステーキがそうですね。不思議なことにアウトドアグッズに盛り付けられているだけで食欲をそそりますね(笑)
長谷川さん:ありがとうございます(笑)。こちらの「アンガス牛ハラミステーキ」は、やわらかくてクセの少ないアンガス牛の赤身肉を、溶岩石グリルでじっくりと焼き上げたものです。遠赤外線で焼くので外は香ばしく、中はしっとりジューシーに仕上げてあります。ソースは和風おろしとシャリピンの2種類から選んでもらえます。スキレットに乗せてご提供するので、熱々をお召し上がりいただけます。

——アウトドア用品の特性を生かしてますね!その他にもおすすめはありますか?
長谷川さん:キャンプ料理の定番っていったら、やっぱりカレーですよね。ということで、カレーには自信があります(笑)。4時間煮込んだトロトロの牛筋を様々なスパイスで仕上げた「コトコト煮込んだ牛筋カレー」。ヨーグルトとスパイスに一晩漬け込んだホロホロの鶏肉がやわらかい「バターチキンカレー」。その両方をどちらも味わうことができる「相がけカレー」の3種類があります。
——カレーはキャンプ気分が盛り上がる料理ですよね。スイーツもあるんですか?
長谷川さん:はい。おすすめは「ダッチベイビー」っていうドイツ風パンケーキです。やはりスキレットを使ってオーブンで焼き上げて作ります。卵をふんだんに使ったサクサクふわふわな生地に、冷たいアイスクリームやフルーツをトッピングしたものです。いろいろな食感を楽しんでもらえますよ。
——どれも美味しそうですね。ところで、あちらにあるのはステージですか?
長谷川さん:そうなんです。週末にはいろんなミュージシャンが生演奏してくれて、音楽を聴きながらお食事していただけるんです。ジャンルは決まっていないので、ギターの弾き語り、ジャズ、バイオリンのクラシック演奏、バスクラリネットとピアノのコラボなど様々な演奏がありました。結婚式の2次会やパーティーにもご利用いただけるスペースになってます。
——なるほど。ところで今日は女性のお客さんが多いですね。
長谷川さん:そうですね。いろんなお客さんが来ますけど、女性のお客さんは多いです。ふだんアウトドアに興味のない女性にも、「WESTカフェ」を通して興味をもってもらえるとうれしいですね。

アウトドア初心者でも気軽に利用できるショップづくり。
——ふたたび米山さん、お願いします。他の「WEST」とは違った、長岡店ならではの特色ってあるんでしょうか?
米山さん:WESTでは登山、キャンプのコアなアウトドア用品の取り扱いが多いのですが、長岡店ではライトなアイテムも揃えてあります。日常生活でも使えるようなアウトドアアイテムといったらいいでしょうか。ですので、アウトドア初心者でも気軽に来やすいショップになっていると思います。

——日常生活の中でも使えるようなアウトドアアイテムっていうと、どんなものですか?
米山さん:2階にあるウェアフロアがまさにそうですよね。雑貨の中には「キャンプ」というより「旅」をテーマにしたコーナーもあります。ちょっとした旅行でも使えるアイテムが豊富です。

——アウトドア好きじゃなくても楽しめるお店なんですね。
米山さん:アウトドアに興味のない方にも足を運んでもらえるよう、いろいろやってますね(笑)。「WESTカフェ」はもちろん、1階にはキッズルームのほかにキッズボルダリングウォールもあって、お子さん連れのファミリーにも楽しんでいただけます。それから、さまざまなイベントも開催していて、なるべく間口を広く、お客さんの来やすいお店にしたいと思っています。
——お客さんにキャンプを楽しんでもらうため、どんな営業をしていこうと思っていますか?
米山さん:そうですねぇ。店舗前には広いスペースがあって、テントを建てることもできるんです。ですから、キャンプ初心者のお客さんには、お買い上げいただいたテントの設営を、実際に組み立てながらレクチャーしたりできます。あとは、キャンプ場やスキー場などお客さんに合わせたアウトドアフィールドのご案内もいたします。ぜひお気軽にご相談いただきたいですね。

キャンプやアウトドアレジャーにそれほど興味がない人でも、カフェを利用するついでにアウトドア用品をウインドーショッピングすることができる「WEST長岡店」。アウトドアに限らず、普段の生活でも使うことのできるアイテムも充実しているので、お気に入りのウェアやグッズを見つけることができるかもしれません。そして、いつの間にかアウトドアの楽しさにハマってしまうかも…。
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