ハワイアンなリゾート気分で豊富なパンケーキを楽しめる「Can-Peak」。
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2020.10.28
食事って、ただお腹を満たすだけのものじゃないですよね。一緒にいる人とのコミュニケーションを円滑にしたり、気分をリフレッシュさせたり、幸せな気分にだってなれたりします。「食事で人を楽しませたい!」と思っているのが、「Can-Peak(キャンピーク)」の小川さんです。今回はハワイアンなお店の理由や移転オープンの経緯について、いろいろとお話を聞いてきました。


Can-Peak
小川 智輝 Tomoki Ogawa
1985年新潟市東区生まれ。新潟市の専門学校で音響や照明を学んだ後、東京で照明の仕事に就く。退職後、新潟に戻りインターナショナルバーの店長を経て三条市のハワイアンダイニング「Can-Peak」で働く。友人と2人で店を買い受け、共同経営をスタート。2020年10月新潟市東区に「Can-Peak」を移転オープンする。
音楽で楽しませる仕事から、飲食で楽しませる仕事へ。
——小川さんは以前から料理の仕事をやってこられたんですか?
小川さん:いいえ、私は音楽が好きだったので、音楽関係の仕事をしようと思ってましたね。音楽といってもダンスでもなんでもよくて、音楽を使って人前で表現ができるような仕事がしたかったんですよ。それで高校を卒業してから、新潟市内のエンタメ系専門学校に入って音響や照明の勉強をしたんです。
——音響や照明ってどちらかっていうと裏方ですよね? 人前で表現するのとは違うような気がするんですが……。
小川さん:母親に心配かけないように、堅実な仕事の勉強をすることにしなければならなかったので(笑)、とりあえず音響照明コースを学ぶかたちでエンタメ系の専門学校に入ったんです。でも事情を知っている先生からは、ダンスの授業に出させてもらったりしてましたね(笑)
——お母さん思いですね。それで専門学校卒業後はどんな仕事についたんですか?
小川さん:専門学校にいる間、自分より才能のある人にたくさん出会って、すっかり自信を失ってしまったんですよ。だから人前でパフォーマンスをする仕事はあきらめて、東京にある照明の会社に就職しました。そこで音楽関係の仕事ができると思ってたんですけど、実際はお祭りとか展示会とかイベント会場の仕事がほとんどだったんです。これは自分のやりたかった仕事とは違うと思ってやめることにしました。

——その後は新潟に帰ってきたんですか?
小川さん:はい。新潟に帰ってからは、専門学校時代の仲間が働いていたインターナショナルバーに誘われたんです。その店はクラブもできる店で、私はクラブミュージックが大好きだったので、アルバイトとして働き始めたんですよ。その先は、あれよあれよという間に店長になっていました。その頃に、飲食業をやっていこうって決心をしたんです。
——音楽ではなく、飲食へ。
小川さん:たしかにアーティストやパフォーマーっていう、音楽で表現できる仕事とは違うんですけど、飲食店もひとつのエンターテイメントなんじゃないかっていう気がしてきたんです。飲食店をやることでお客様を楽しませたり、笑顔にしたりすることができるって思ったんですよね。

子ども連れのママに優しいハワイアンムードの店。
——「Can-Peak」はどんなふうにオープンしたんですか?
小川さん:インターナショナルバーで私の前に店長をやってた先輩が、新潟駅前でダイニングバーを始めることになったんです。その1年後に三条に「Can-Peak」ができることになって、私もその店で働いていたんですよ。ところが、オーナーが「Can-Peak」を手放すことになったので、そこで一緒に働いていた仲間と2人で買い取らせてもらって、共同経営を始めることになったんです。
——なるほど。それで小川さんの「Can-Peak」が始まったんですね。でも、どうして三条市から新潟市に移転したんですか?
小川さん:「Can-Peak」を共同経営していた仲間が別な仕事をしたいということで、お店から離れることになったんですよ。私が完全に独立する形で「Can-Peak」をやることになったので、今年の10月に地元の新潟市東区で移転オープンしたんです。

——時期的に、移転と躊躇ったりはしませんでしたか?
小川さん:移転オープンを考え始めたのが、新型ウィルス感染症の非常事態宣言が発令された後だったから、周りからはかなり反対されましたね。そういう状況下での移転オープンだったので、融資もなかなか受けられなくって資金作りも大変だったんですよ。だから少しでも節約しようと思って、店舗改装の床貼り替えとかペンキ塗りは自分たちでやりました(笑)
——小川さんの新しい「Can-Peak」ってどんなお店なんですか?
小川さん:新潟って雪国だから天気がよくないことが多いじゃないですか。そんな新潟の人たちに、少しでも明るい気持ちになってほしいっていう思いがあって。非日常的なリゾート気分を感じてもらえたらっていう思いもあり、リゾートの代表っていえばハワイだろうっていうことで、ハワイアンテイストの店にしたんです。

——たしかにお店の中がハワイアンリゾートなムードですよね。
小川さん:私の同世代が今、パパママ世代なんですけど、「子どもを連れて食事できるお洒落な店がない」っていう声をよく聞くんですよ。ママさんたちも育児の間に息抜きしたいだろうし、美味しいものを食べてリフレッシュしたいだろうって思うんです。だから「Can-Peak」には子どもを連れて食事をしてもらえるように、子ども用の箸やスプーン、よだれかけ、サンダルといったアイテムを揃えています。小上がり席のテーブルは角を丸くしたり、柔らかい床材を使ったりして工夫してます。


おすすめは20種類のパンケーキとガーリックシュリンプ。
——「Can-Peak」の自慢メニューを教えてください。
小川さん:20種類そろっているパンケーキですね。ハワイに行っていろんなパンケーキを食べて勉強してきたんですよ。パンケーキって日本ではスイーツのイメージがあるんですけど、ハワイではボリュームもあって食事として食べられているんですよね。
——たしかにボリュームのあるパンケーキですね!
小川さん:パンケーキ以外のハワイアン料理も充実してますよ。日本ではハワイアンっていうとロコモコが有名なんですが、ハワイではガーリックシュリンプの方が多く食べられてるんですよ。ガーリックシュリンプもハワイで勉強して、新潟の人向けにアレンジしてあるんです。本場では殻ごと食べるんですが、殻をむいて食べやすくしたり、しょっぱ過ぎないよう味もマイルドにしてあります。

——料理を作るときはどんなことにこだわってますか?
小川さん:味が美味しいのはもちろん、見た目にもこだわって作ってます。「デンファレ」っていう花を使ったりしながら、盛り付けにも気を使ってますね。味わうだけじゃなく、見ることでリゾート気分を感じてほしいんです。
——今後新しく作ってみたいメニューがあったら教えてください。
小川さん:たい焼きとかどら焼きみたいに、手軽にテイクアウトできて、片手でパクパク食べれるようなパンケーキを作りたいんですよね。それがいつか新潟を代表する名物グルメになってくれたらいいなって思ってます。
——あ、いいですね、そういうパンケーキ。
小川さん:あと、私は生まれが新潟市の東区なんですよ。地元を元気に盛り上げるために、何か役に立てることがあればいいなって思ってます。東区がお洒落な街として発展してくれると嬉しいですね。

雪が多くて天気の良くない新潟で、ハワイアンリゾート気分が味わえる「Can-Peak」。子どもを連れたママさんにも食事を楽しんでもらえるよう、小上がりを作って子ども用アイテムを充実させる気配りをするなど、どんなお客さんにも楽しんでもらえる店づくりをしています。みなさんも「Can-Peak」でハワイアンリゾート気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Can-Peak
〒950-0017 新潟県新潟市東区新松崎2-7-5
025-288-5027
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