花が咲く場所で会えるかも⁉
炭火焙煎コーヒーの「珈琲工房うた」
食べる
2026.06.12
鳥屋野潟の桜、福島潟の菜の花、北方文化博物館の藤など、季節の花が咲く場所に現れるキッチンカー「珈琲工房うた」。店主は長年、家族と一緒に喫茶店経営をしてきた斉藤さんです。20代で習得した炭火焙煎を武器に、キッチンカーでも風味豊かなコーヒーを提供しています。
斉藤 大次郎
Daijiro Saito(珈琲工房うた)
1983年埼玉県生まれ。幼少期に柏崎市へ移り住む。調理系専門学校を卒業後、コンピューター系の学校でも学び、家業の飲食業に携わる。2023年に自家焙煎の珈琲豆直売所「珈琲工房うた」をオープン。2025年には「珈琲工房うた」のキッチンカー営業を開始。スニーカーが好き。いちばん高かった一足の値段は秘密。
20代で習得した、
じっくり火入れの炭火焙煎。
――斉藤さんは学校を卒業してすぐに、ご両親が経営する飲食店で働かれたそうですね。
斉藤さん:子どもの頃から、兄か僕、どちらかが親の会社を継ぐんだろうな、とぼんやりと思っていました。それで調理系の専門学校に進んだんです。キッチンカーを始めてからあらためて、調理学校に行ってよかったな、と実感しています。
――「珈琲工房うた」さんといえば、炭火焙煎です。斉藤さんも焙煎されるんですか?
斉藤さん:会社に入ってすぐの20代前半の頃、群馬の炭火焙煎のお店に教わりに行きました。父は「店で出すコーヒーは、自分たちで焙煎したものにしたい」とずっと思っていたそうなんです。なかなか実現できずにいたんだけど、僕が会社の一員になったから「よし、人手ができた」ということで(笑)
――炭火焙煎って珍しいのでは。
斉藤さん:そうだと思いますよ。炭の遠赤外線で焼き上げるので、コーヒー豆がふっくらと仕上がります。焼き鳥を炭で焼くのとガスで焼くのとでは違いがありますよね。あの感覚に近いです。炭火でじっくりローストすると、香ばしさやコクがある、豊かな味わいになります。

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焙煎所から飛び出して、
キッチンカーで届ける一杯。
――去年から斉藤さんがキッチンカー「珈琲工房うた」をはじめたということですが、それまでは?
斉藤さん:県内にいくつか店舗のある喫茶店を家族で経営していました。炭火焙煎したコーヒーを中心にいろいろなメニューを提供していて。その後、東区に炭火焙煎コーヒーの直売所兼焙煎所をオープンしました。そのお店も「珈琲工房うた」という名前です。
――ほぉ、お店もあるんですね。
斉藤さん:家族でずっと「新しいことをやりたいね」と話していたんです。それまでは焙煎した豆を自分たちの店だけで使っていたんですけど、もっと外へ広げていきたくて。そこで始めたのが、「珈琲工房うた」の焙煎所兼直売所です。
――豆の販売だけでなく、さらにキッチンカーをはじめたのはどうしてですか?
斉藤さん:僕には「ひとりで事業をしてみたい」って気持ちもあったんですよね。ずっと家族と一緒だったので、ひとりでやれるだけやってみたいな、って。それもキッチンカーをはじめたきっかけです。焙煎所のことをお客さまに直接説明することもできる利点もありますし。
――直売所とキッチンカー、両方を営業しているメリットがあるわけですね。
斉藤さん:イベントでコーヒーを飲んでくださった方が、その日の夕方に焙煎所まで足を運んでくださったこともありました。直売所の扉が開いて、お客さまの顔を見た瞬間、「あ、また来てくださったんですか」って思わず声が出ました。とても嬉しかったです。


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季節の花といつも一緒。
店主お気に入りの場所へ出店。
――今日も出店している「いくとぴあ食花」さんは斉藤さんのお気に入りの場所だそうですね。
斉藤さん:5月下旬~6月頭の「春のばらまつり」に合わせて、いくとぴあ食花さんにお世話になりました。実は私、お花が大好きなもので。季節のお花とともに出店しているんです(笑)
――なんて素敵なんでしょう!
斉藤さん:春は鳥屋野潟の桜にはじまり、いくとぴあ食花のチューリップウィーク、その次は菜の花が広がる福島潟へ。ゴールデンウィークは、藤の花が美しい北方文化博物館に出店させてもらいました。
――今後はどんな展開を考えていますか?
斉藤さん:斉藤さん:今は1台のキッチンカーで営業していますが、今後は2号車、3号車と増やしていきたいですね。以前、ピザ調理を担当していたこともあるので、その経験を生かしたピザのキッチンカーも始めてみたいな、と思っています。


珈琲工房うた
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