本格中華料理が気軽に味わえる
東区の「香港家庭料理 戴記」

食べる

2026.02.06

text by Kazuaki Yamazaki

昨年の夏、新潟市東区でオープンした「香港家庭料理 戴記(だいき)」は、ラーメンからフカヒレまで幅広い中華料理を楽しめるお店です。お店の特徴や料理のこだわりについて、日本語がまだ得意ではない中国出身の店主・戴乾坤(ダイ・ケンコン)さんに代わって、スタッフの吉田さんからお話を聞いてきました。

Interview

吉田 恵

Megumi Yoshida(香港家庭料理 戴記)

1981年新潟市東区生まれ。新潟市内のボーリング場に勤めた後、東京や新潟で飲食店の経験を重ね、2025年より「香港家庭料理 戴記」で働きはじめる。高校生の娘さんのバレーボールの応援を楽しんでいる。

定食屋から中華料理店に変わり
戸惑ったスタッフたち。

――こちらのお店は、昨年オープンされました。

吉田さん:昨年の6月にオープンしました。その前は定食屋で、私は元々そこで働いていたんです。

 

――そうだったんですね。じゃあ吉田さんはお店が変わってからも、そのまま働くことになったわけですか。

吉田さん:私だけではなく、何人かのスタッフは前の店からそのまま働いています。それまでは唐揚げ定食やマーボー定食を提供していたのに、いきなり本格的な中華料理を提供することになって、スタッフみんなで戸惑いました(笑)

 

――そうだったんですね(笑)

吉田さん:お料理が増え過ぎてレジに登録しきれなかったほどです。私もまだすべてのお料理を把握できていないんですよ(笑)。お料理の名前が長くなって会計票に書けないから、メニューに番号を振らせてもらって、それを記入するようにしています。

 

――メニューを拝見すると、本当にお料理が豊富です(笑)

吉田さん:実はメニューに載っている以外にも、裏メニューが40品以上あるんです(笑)。ただ、すべて中国語なので読めない人も多いと思います。

 

――いったい何人で調理されているんですか?

吉田さん:店主の戴乾坤ひとりで調理していて、奥さんが調理補助や盛り付けをしています。

 

――おひとりで作られているとは……。お名前からすると、戴さんは中国出身の方ですか?

吉田さん:中国では、お父さんが料理長を務めていた「利苑酒家(レイガーデン)」をはじめ、「瀋陽金輝酒店(シェンヤンゴールデンホテル)」や「新世界大酒店(ニューワールドホテル)」といったお店で料理経験を積んで、来日してからも長野県の「車山高原ホテル」や秋田県の「ANAクラウンプラザホテル秋田」で副料理長を務めてきました。

 

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ラーメンから本格中華料理まで
幅広く料理を楽しめる店。

――あらためてメニューを見てみると、本当に料理の幅が広いですね。

吉田さん:「フカヒレの姿煮」や「北京ダック」といった本格中華料理から、ラーメンやチャーハンといったお馴染みの料理まで幅広く提供しています。数種類のラーメンと数種類のご飯ものを組み合わせることができる「ラーメンメニュー」は、お得感もあって人気なんです。

 

――他にも人気メニューがあったら教えてください。

吉田さん:「国産豚肉の広東叉焼(チャーシュー)」ですね。新潟県産豚を使って、オーダーが入ってから丁寧に焼き上げてつくっています。

 

――料理のこだわりがあったら教えてください。

吉田さん:日本産の厳選食材と広東料理の伝統的調理法、そして戴家二代にわたる秘伝の調味料を融合した「記憶に刻まれる料理体験」を追求しているそうです。既製品は使わず、料理に使うドレッシングやタレも一から手づくりしています。そうした中華料理が、気軽に楽しめるところがこの店の魅力なのかもしれませんね。食事していただいた方には、コーヒーか中国茶を一杯サービスしています。

 

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いつものスタッフがいるだけで、
お店に生まれる「安心感」。

――吉田さんが普段心がけていることを教えてください。

吉田さん:席ごとに呼び出しボタンは置いてありますけど、それに頼り過ぎず、常にお客様への注意を払うようにしていますし、明るくハキハキした受け応えでお客様とのコミュニケーションをとるよう心がけています。

 

――確かにハキハキされています(笑)

吉田さん:あと、聞かれたことにはすぐ答えられるようにしようとは思っているんですけど、聞かれて答えにくいこともあるんですよ……。

 

――えっ、それはどんなことですか?

吉田さん:「この麻婆豆腐は辛いんですか?」とか「ライスの量って多いんですか?」とか聞かれることがあるんですけど、それって個人差があるじゃないですか(笑)

 

――確かにそうですね(笑)。吉田さんはいつもお店にいらっしゃるんですか?

吉田さん:今は出ていることが多いんですけど、昨年7月から10月の間はお休みしていました。そしたらお客様が減ってしまったみたいで、他のスタッフから呼び戻されるかたちで復帰したんです。やはり、いつ行っても同じスタッフがいる安心感って大切なのかなって思いました。

 

――お料理の味はもちろんですが、同じくらい接客も大切なんでしょうね。大勢での利用も大丈夫ですか?

吉田さん:飲み放題の「宴会コース」もご用意していますので、中華料理をつまみながらお酒を楽しみに来ていただきたいですね。先日も男性20人くらいの団体が「宴会コース」を利用してくださったんですけど、お料理のボリュームが多かったせいか、〆にお出しする焼きそばを食べきれずお持ち帰りになりました(笑)

 

香港家庭料理 戴記

新潟市東区河渡甲389-6

11:00-14:00/17:00-22:00

月曜休

※最新の情報や正確な位置情報等は公式のHPやSNS等からご確認ください。なお掲載から期間が空いた店舗等は移転・閉店の場合があります。また記事は諸事情により予告なく掲載を終了する場合もございます。予めご了承ください。

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