新潟を元気にするカリスマ女子を育てる「Lily & Marry’S」。

自分の住んでいるところほど、その魅力に気づきにくい?

「灯台下暗し」という言葉がありますが、自分の住んでいるところほど、その魅力に気づきにくいもの。今日は、そんなこの街の魅力を再発見し発信していく女性グループ「Lily & Marry’S(リリーアンドマリーズ)」のご紹介です。「ミス・アース・ジャパン2015」グランプリ受賞者で、テレビ、ラジオ、イベントに活躍するLily & Marry’S代表の山田彩乃さんに、新潟を盛り上げる活動を中心にお話を聞きました。

 

Lily & Marry’S

山田 彩乃 Ayano Yamada

1991年群馬県生まれ。Lily & Marry’S代表。新潟大学理学部卒業。「ミス・ユニバース・ジャパン2013」ファイナリスト。「ミス・アース・ジャパン2015」グランプリ受賞。中学、高校の理科の教諭免許を持ち、ヒューマンキャンパス高校新潟学習センターで理科の授業を受け持っている。2019年3月にエステティックサロン「久千代〜AYANO YAMADA〜(ひさちよ)」をオープン。

 

新潟に住む女性たちが地元の魅力を発信できるカリスマ女子に。

――今日はお忙しいところありがとうございます。Lily & Marry’Sというのはどんなグループなんでしょうか?

山田さん:地域を発信するカリスマ女子を育て「新潟を元気にしたい」というコンセプトで活動している、2010年に発足したガールズ集団です。メンバーは新潟に住んでいたり、新潟に縁のある人だったり、小学生から50代のお母さんまで約100人の女性が所属してるんです。新潟の地域と人とをつなげるパイプ役みたいなグループを目指して、2018年からはNPO法人として活動しています。

 

——なるほど。その活動の裏にはどんな思いがあるんでしょうか?

山田さん:私が大学に入学して新潟に来たばかりの頃、新潟の観光スポットや名物のおすすめを新潟の子に聞いたことがあったんです。そうすると「あるにはあるんだけど、わざわざ行くほどじゃないよ」とか「お米とお酒はおいしいけど、他には何もないよ」とか、そういう返事が多かったんですよ。でも新潟で暮らすうちに素晴らしいものがいっぱいあることに気づき、そういうものに気づけないのはもったいないと思うようになりました。それは新潟にずっと住んでる人にとっては、当たり前すぎて気づかないものなのかもしれません。私が群馬県出身なので、県外からきた人間の目線で新潟のことを見れたからなのかもしれませんね。

 

——そういう魅力を女性たちで発信しようとしているわけですね。

山田さん:はい。ただ、新潟の女性って、熱い想いは持っているものの、それを表面に出すことができない人が多いんじゃないかって思うんです。良くいえば謙虚なんだけど、悪くいえば消極的っていうか…。それでは新しいことが何も生まれないので、自信を持って新潟の魅力を発信できる女性が増えていけばいいなと思ってます。そして、新潟の女性たちみんなが輝けるようになってほしいですね。

 

街歩きや工場見学、農業体験まで多彩な活動。

――Lily & Marry’Sはどんな活動をしているんでしょうか?

山田さん:イベント企画、デザイン、農業、工業などいろいろなチームに分かれて活動しています。たとえば、イベント企画チームではさまざまなイベントを企画・実施していて、地域の魅力を知るために企業や行政とコラボして行う「地域コラボ女子会」もそのひとつです。バーベキューや海岸清掃などのほか、座禅、笹団子作り、フラダンス、フラワーアレンジメントなどの体験を通じ、地域の素晴らしさに触れる女子会になってます。

 

——なんか楽しそうですね!「地域コラボ女子会」のほかにはどんなイベントがあるんですか?

山田さん:登山や街歩きもやりました。街歩きでは新発田や五泉の街を散策し、車に乗っていると通らないような細い路地を歩いて回りました。普段は見ることのできない歴史を見ることもできて、いろいろな再発見ができましたね。そのように巡った場所や体験したことはSNSを使って発信して、街歩きをした地域の観光PRもさせていただいてます。

 

——いろんな企画をやっているんですね。ちなみに工業チームではどんなことをするんですか?

山田さん:すごい技術を持った企業や職人さんが新潟県内にはたくさんあるんです。でもスポットライトを浴びるのは、その中のほんの一部だったりするんですよ。そこで新潟の人にもあまり知られてないような企業や職人さんを紹介して、みんなに知ってもらおうということで「NIIGATA職人リレー」というものをやっています。今回紹介した人から次回紹介する人を紹介してもらうリレー形式の工場見学記事になっていて、Lily & Marry’Sのホームページで紹介しています。

 

——Thingsのライバルじゃないですか(笑)。では農業チームについても教えてください。

山田さん:農家の方にお話を伺ったり実際に農業体験をしたりして、農業について学びます。Lily & Marry’Sメンバー・田中彩貴(たなかさき)が長岡市川口の実家で農家をやっているので、その一画をお借りして「リリマリ農園」をやっています。そこでは、かぐら南蛮やずいきなどを栽培、収穫体験などをさせていただいてます。収穫したかぐら南蛮は、新潟市西区のスーパーなどで販売させていただいてるんですよ。

 

「ミス・アース・ジャパン2015」でグランプリに輝く!

——山田さんは「ミス・アース・ジャパン2015」でグランプリに輝いたんですよね?

山田さん:私はもともと自分の気持ちや考えを人に伝えるのが苦手だったんです。Lily & Marry’Sに入ったばかりの大学4年生のときに「ミス・ユニバース・ジャパン2013」のコンテストを受けたのも自分の意思じゃなくて、Lily & Marry’Sを運営している会社の社長に勧められたからでした。そのときはファイナリストの15人に残ったものの、グランプリには選ばれませんでした。

 

——「ミス・アース・ジャパン2015」に挑戦したのは、どんな思いがあったんですか?

山田さん:いろいろな思いがありました。「ミス・ユニバース・ジャパン2013」で応援してくれた人たちに恩返しをしたかったし、それから2年経って人間的に成長した自分を見てほしいという気持ちもありました。新潟が全国から注目されて、Lily & Marry’Sの存在を知ってもらえるチャンスだとも思いましたね。

 

——いろいろな思いを胸に挑戦したんですね。「ミス・アース・ジャパン2015」に挑戦して自分の中で変わったことはありましたか?

山田さん:「ミス・アース」では、テーマになっている環境問題について、自分の思いをスピーチする審査もあるんです。うわべのスピーチでどんな綺麗事を言っても、自分が本当に思っていることじゃなければ、聴いている人の心には響かないんですよ。だから、日常生活の中ではそこまで考えたことのない環境問題について深く考え、自分とも向き合うことができたと思います。

 

——内面も審査されるんですね。受賞したときはどんな気持ちでしたか?

山田さん:コンテストというのは自分以外はみんなライバルですよね。でも、それ以前に「ミス・アース・ジャパン2015」をみんなでいい大会にしたいという気持ちがあったんです。人としてやるべき、挨拶とかはしっかりやろうとか、候補者たちに呼びかけたりしました。その呼びかけに賛同してくれる候補者もたくさんいたんです。私がグランプリを受賞してステージの幕が下りたあと、候補者のみんなから「あなたが優勝してくれてよかった。」と言ってもらえたのがうれしくて、ステージでグランプリ受賞した瞬間よりも泣いちゃいましたね。「ミス・アース・ジャパン2015」では、Lily & Marry’Sで学んできた、人とのつながりを大切にするということが実証できたんじゃないかなと思っています。

 

全国に広がるガールズ集団Lily & Marry’S。

——Lily & Marry’Sでは今後どんな活動をしていく予定ですか?

山田さん:現在、群馬県、埼玉県、大分県の3か所にLily & Marry’Sの支部があるんです。今後はこういう県外支部を増やし、全国各地にLily & Marry’Sを広げていけたらいいなと思っています。そして、それぞれの地方で女性たちが地元を盛り上げていってほしいですね。もちろん、新潟のLily & Marry’Sも負けてられませんので、大きなイベントをやってLily & Marry’Sをもっと多くの人たちに知ってもらいたいと思ってます。

 

——全国にできたらすごいですよね。では個人的に挑戦したいことはありますか?

山田さん:すでに挑戦し始めていることでもいいですか?今年の3月に万代シルバーホテル1階に「久千代〜AYANO YAMADA〜(ひさちよ)」というエステティックサロンをオープンしたんです。オーナーというだけじゃなく、エステティシャンとしてお店で施術することもあるんですよ。お客さん一人一人のことを大切に考えて、悩みの相談に乗れるお店を目指しています。お店を通して、新潟の女性が輝くお手伝いができたらうれしいですね。

 

 

「ミス・アース・ジャパン2015」でグランプリを受賞し、モデルやタレントとして活躍している山田彩乃さん。今年からはエステティックサロンもオープンし、オーナーのみならずエステティシャンとして、女性の美の相談にも乗っている多忙ぶり。そんな山田さんが代表を務めるLily & Marry’Sが育てた新潟カリスマ女子たちが、どんな風に新潟を発信をしてくれるのか、これからとても楽しみです。

 

 

Lily & Marry’S

〒951-8063 新潟県新潟市中央区古町通6番町963 ディーズビル5F

025-378-3673


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