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楽しくハッピーな空間でイタリアンが楽しめる「Pizzeria da Ruffo」。

人の行き来がたくさんある万代シティと新潟駅の中間に、「Pizzeria da Ruffo(ピッツェリア・ダ・ルッフォ)」という名のアットホームなお店があります。いったいどんなお店なのか、店長の栗原さんからお話を聞いてきました。

 

 

Pizzeria da Ruffo

栗原 大介 Daisuke Kurihara

1975年新潟市秋葉区生まれ。短大卒業後いろいろなアルバイトを経て、東京の表参道にあるカフェで初めて飲食店を経験する。25歳で新潟に戻って飲食店を経営する会社に就職し、カフェやアジアン料理店の経営に携わり、2012年に「Pizzeria da Ruffo」をオープンする。国内外を問わず旅をするのが好き。

 

東京で食べたピザの味に感動し、新潟でピッツェリアをオープン。

——栗原さんは旅がお好きなんですね。国内と国外、どちらが好きなんですか?

栗原さん:どちらも好きですよ。ただ自分でお店を経営するようになってからは、なかなか休みが取りにくくなったので、旅にも出かけられなくなっちゃいました。休みが自由に取りたいから自分でお店をはじめたのにね(笑)

 

——あらら……それは残念ですね。お店をはじめる前は、よく旅に出かけていたんですか?

栗原さん:フリーターをやっていたので、お金が貯まったらまとまった休みを取って旅に出かけていましたね。あんまりきっちりと計画を立てずに、気の向くままに旅して回る方が好きなんです。

 

 

——ガチな旅好きがいうやつですね(笑)。フリーターは長くやっていたんでしょうか?

栗原さん:僕が就活をしていた頃は就職氷河期だったので、仕方なくフリーターをはじめたんですよ。ずいぶんいろいろなアルバイトを経験しました。飲食店の仕事に携わるようになったのはカッコよさに惹かれて表参道のカフェで働いてからです。そこで飲食サービスの面白さに目覚めました。

 

——栗原さんの進むべき道が決まった、と。それからはずっと飲食店で働いてきたんですか?

栗原さん:25歳で新潟に戻って、それからずっと飲食店で働いてきました。ただ僕は調理ではなく、もっぱら接客サービスの仕事でしたね。

 

 

——「Pizzeria da Ruffo」をオープンしたのは、どういういきさつから?

栗原さん:独立採算制の会社に入社して、カフェやアジアン料理店などいくつかのお店を立ち上げてきたんです。そんななかで東京で食べたピザの味が忘れられなくて、これを新潟ではじめたら流行るんじゃないかと思ってオープンしました。当時の新潟市には、宅配以外のピザ専門店がまだなかったんですよ。

 

——ピザ職人はどこから探してきたんですか?

栗原さん:僕が東京のピザ職人に作り方を教わってきました。覚えるまで時間がかかると思っていたんだけど、筋が良かったのか5日で習得しちゃったんですよ。でも半年は東京にいて新店の準備をしたり、食べ歩きしたりしていました。

 

気軽にピザを楽しめる、ハッピーな空間。

——万代シティとJR新潟駅の間にあって、とてもいい立地ですよね。

栗原さん:最初にオープンしたのはもっと八千代橋寄りの場所だったんですよ。ありがたいことにお客様がたくさん来てくれるようになって、入りきらなくなったので移転してきたんです。

 

——そうなんですか。ここは地下にまで客室があって、かなり広いですよね。

栗原さん:おひとりでお食事をする方からパーティーのお客様まで、幅広く対応できるようになりましたね。お飲み物もソフトドリンクからワインまで、どんなお客様にも対応できるように幅広くご用意しています。特にワインは種類が豊富なんです。

 

 

——へ〜。メインのメニューはピザなんですよね。

栗原さん:はい、でも「THEイタリアのピザ」というくらいシンプルな定番ピザしかやっていません。なかでも人気なのは王道中の王道マルゲリータです。

 

——ピザはどんなことにこだわって作っているんですか?

栗原さん:ピザの命は生地だと思っているので、とことんこだわって粉の配合から熟成、発酵まで何度もアップデートを繰り返してきました。あと本場イタリアのものだけじゃなく、新潟県産の食材も使うようにしています。できるだけナチュラルな素材を使うようにも心がけていますね。

 

 

——なるほど。

栗原さん:うちは気軽にピザを楽しんでほしいので、ひとりでも食べきれるサイズのピザをリーズナブルな価格でご提供するようにしています。

 

——それなら、ひとりでお邪魔してもピザを頼みやすいですね。

栗原さん:でもうちのお店に来るお客様って、ピザだけオーダーする方は少ないんですよ。メニューが豊富で構成にも工夫をしているので、他の料理もオーダーする方が多くて、なかにはピザをまったく頼まない方もいらっしゃるんです(笑)

 

 

——ピザ以外のメニューも食べたくなっちゃうんですね。お料理以外で心掛けていることがあったら教えてください。

栗原さん:そうですねぇ……。わざわざ足を運んでくださったお客様にはハッピーな気持ちになっていただきたいので、スタッフみんなで心を込めておもてなししています。スタッフが楽しく働いていなければお客様にも伝わってしまうので、まずはスタッフに楽しく働いてもらいたいと思っていますね。

 

——では今後やってみたいことはあります?

栗原さん:いろいろ考えていることはありますけど、まずは精一杯楽しみながらお店を続けていけたらいいなって思っています。

 

 

 

Pizzeria da Ruffo

新潟市中央区弁天2-2-12

025-278-3537

17:00-23:00

月曜休

※掲載から期間が空いた店舗は移転、閉店している場合があります。ご了承ください。
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