リピーターに愛される店。あっさり味噌味が人気の「ら〜めん二葉」。
食べる
2022.09.15
7月にご紹介したスイーツ店「Patisserie N」のシェフから、弟さんが営んでいる「ら〜めん二葉」をご紹介いただきました。おふたりの実家は老舗喫茶店の「シャモニー」で、ケーキ作りにもラーメン作りにもシャモニーのコーヒーを生かしているそうです。今回は「ら〜めん二葉」の店主、野沢さんにいろいろとお話を聞いてきました。

ら〜めん二葉
野沢 勇貴 Yuki Nozawa
1991年新潟市生まれ。高校卒業後ラーメン店と居酒屋で働き、2017年に「ら〜めん二葉」をオープン。兄が3人、姉が2人の6人きょうだいの末っ子。
評判よりも、いつものお客さんを大切に。
——野沢さんのお兄さんは3人とも飲食業をされているそうですね。
野沢さん:上の兄ふたりが喫茶店「シャモニー」を、3番目の兄がスイーツのお店「Patisserie N」を営んでいます。
——ご実家が「シャモニー」さんということもあり、野沢さんにとって飲食業は身近なお仕事だったんですか?
野沢さん:飲食の仕事をしてきた父親の背中を見て育ったので、「将来は父と同じように飲食業に就くんだろうな」とは小さい頃から思っていました。
——ラーメン屋さんを選んだのはどうして?
野沢さん:子どもの頃、父にいろいろなラーメン屋さんに連れていってもらいました。そのときから「ラーメンって面白そうだな」とは思っていて、「自分が飲食の世界でやっていくならラーメン」となんとなく決めていました。本当は「シャモニー」を継ぎたい気持ちもあったんですけどね。「シャモニー」は頼れる兄に任せています。

——「ら〜めん二葉」さんをオープンされたのは2017年ですよね。野沢さんは当時24歳。若くして独立されたんですね。
野沢さん:自分の店を持つことが夢だったし、お世話になった方や父からも「自分でやった方がいいぞ。できるなら早いうちに」ってアドバイスをもらっていたんです。僕としては若いうちに独立したとは思っていなくて、結果的に目標を叶えられたのが24歳だったという感じです。
——お店のモットーみたいなものはありますか?
野沢さん:僕は「日本一うまい」とか「新潟で一番のラーメン」とかって評判には興味がないんです。「新潟島で一番になれたらいいな」くらいには思っていますけど。というのも、大切にしているのは評判じゃなくて、いつも来てくださるお客様なんです。このあたりで「美味しい」と思ってもらえれば、それで十分嬉しいんですよ。
——ラーメン屋さんのどんなところが面白いですか?
野沢さん:手頃な金額でこれほどクオリティが高いものが提供できる、しかも身近なグルメで。というのがラーメンの魅力だと思っています。作り手として面白さを感じるのは、毎日微妙に味に変化があることですね。スープを炊く時間、火加減、味噌の発酵具合によって繊細な違いがあるんです。


調理するのも常連客と話すのも大好き。接客を愛するご主人の夢とは。
——人気のメニューについても教えてください。
野沢さん:うちは味噌ラーメンを売りにしています。2種類の北海道味噌と新潟の味噌を使って、あっさりと仕上げているんですよ。味噌ラーメンにはバターをサービスしているので、こってり感が好みな方にも気に入っていただけると思います。
——調理に少し変わった工夫をされているそうですね。
野沢さん:チャーシューを炊くタレに実家のコーヒーを入れています。そうすることで臭みが取れるし、コクが出るような気がして。ちなみに、醤油ラーメンにもちょこっとコーヒーが入っているんですよ。
——どんなお客さんが多くいらっしゃるんですか?
野沢さん:ここはオフィス街なので、近くにお勤めの方が多いですね。しかもほとんどがリピーターさんなんです。リピーターさんが多いことはお店の自慢ですね。顔馴染みの方が多いので、何を注文されるかだいたい分かりますね。注文を聞く前に調理をはじめちゃうこともあります(笑)

——野沢さん、すごく楽しそうにお仕事されている印象を受けます。接客業に向いているっていうか……。
野沢さん:仕事は満喫していますよ(笑)。どうせやるなら楽しい方がいいじゃないですか。調理するのもお客さまと話すのも面白いんですよね。「ら〜めん二葉」の他にも古町の「獅まる」という居酒屋を営んでいるんですけど、どちらの店でも従業員と関わったりお客さまと接したりすることがすごく楽しいんです。お店ごとに常連さんがいて、新しいつながりができていく感じがいいですよね。
——さて、最後に今後の目標を教えてください。
野沢さん:父のように3店舗の経営にトライしてみたいと思っています。「ら〜めん二葉」と「獅まる」ともう1店舗持ちたいな、って。お店が増えるとスタッフやお客さまとのつながりがまた生まれるし「もっと楽しいんじゃないか」って思うんですよね。

ら〜めん二葉
新潟市中央区上大川前通7-1235-3
090-7906-0425
11:30〜14:55 (スープがなくなり次第終了)
定休:日曜日
Advertisement
関連記事
食べる
新潟の餃子と担担麵の元祖はここ! 「元祖焼き餃子 ことぶき屋本店」。
2021.09.22
食べる
本格的で家庭的なハンバーガーを楽しむ「LEATHER TRAMP KITCHEN」。
2021.04.23
食べる
岩船産コシヒカリの魅力を全国に。お米が主役のお弁当「湊家」。
2022.09.11
食べる
緑に囲まれた人気のお菓子屋さん「patisserie remplir」の魅力。
2020.09.05
食べる
映画「タンポポ」から生まれた、ふわとろオムライスが名物の洋食店「かりん亭」。
2020.10.22
食べる
田上にオープンした「おにぎり屋 かみむすび」の元気になるおにぎり。
2024.01.01
新しい記事
買う
80年近くも温泉客に親しまれ続ける
「元祖きむらや」の瀬波まんじゅう。
2026.03.31
その他
誰かに使ってもらえる和紙を作る。
栃尾にある「サトウ工房」の佐藤さん
2026.03.30
カルチャー
瞽女唄を唄いつなぐ。
「越後瞽女唄・才蔵ズ」
2026.03.29
食べる
人気インフルエンサーがはじめた
新潟を紹介する店「岩室茶寮 さとり」
2026.03.28
食べる
からだを温め、こころをほどく。
「カイロと珈琲のお店 accos」
2026.03.27
Things写真館
[Things写真館]maimaiCamera photographer松田舞 #03
PR | 2026.03.27


