地域の人が気楽に飲める洋風居酒屋「SAKAIWA BAL maialino」。
食べる
2021.03.11
新潟市西区にある「Bistro Maialino」が「SAKAIWA BAL maialino(サカイワバルマイアリーノ)」に店名を変えてリニューアルしてから2年が経ちます。いったいどんな理由でリニューアルしたのでしょうか。オーナーの山田さんから、どんなお店を目指しているのか詳しくお話を聞いてきました。

SAKAIWA BAL maialino
山田 俊紀 Toshinori Yamada
1980年新潟市西区生まれ。会計ビジネス専門学校卒業後、内装業を経てイタリアンレストランで料理人として働き始める。洋食店や居酒屋で料理人としての経験を積み、2013年に「Bistro Maialino」をオープン。2019年には「SAKAIWA BAL maialino」としてリニューアルオープン。
イメージしたのは、気軽に飲める洋風な居酒屋。
——山田さんはいつから料理人をやってきたんですか?
山田さん:会計ビジネス専門学校を卒業してから内装業を1年だけやって、その後はずっと飲食業をやってきました。高校生のときに県外でひとり暮らしをしていた時期があって、自炊をしていたので料理には慣れていたし、食べることが好きだったので、料理の仕事に興味があったんですよ。
——ちなみにどんなお店で働いてきたんですか?
山田さん:洋食店や居酒屋ですね。オープニングスタッフとして立ち上げに関わることが多かったです。最初に勤めたイタリアンレストランでは、料理の基礎や料理人としての姿勢を学ばせてもらいました。

——じゃあそのときの経験がお店のメニューに生かされているんですね。自分のお店を始めたきっかけは何だったんですか?
山田さん:30歳になった頃から、独立して自分の店を出すことを考えていました。そんなときに地元の居酒屋が閉店することになって、そこのお客さんだった友人から、その場所で店をやることを勧められたんです。それで自分の店をオープンする決心をしたんですよね。
——店名の「マイアリーノ」ってどういう意味なんですか?
山田さん:オープン当初は「ボルケッタ」っていう子豚を使ったイタリアの伝統料理をメインにしていたので、イタリア語で「豚」っていう意味がある「マイアリーノ」とつけたんです。でも仕入れの関係でそのメニューはすぐにやめてしまったんですよね(笑)
——幻のメイン料理ですね(笑)。以前は店名に「ビストロ」ってついていましたよね。
山田さん:そうですね。気軽に飲める洋風な居酒屋をイメージしていたので「ビストロ」とつけました。「ビストロ」って本来はフレンチの店に使う言葉なので、イタリアンをやっているうちの店は「トラットリア」が正しいんですけど、日本人にとってはわかりやすくて馴染みのある「ビストロ」の方を使ったんです。

もっと飲みにきてもらえるように、お店をリニューアル。
——「気軽に飲める洋風な居酒屋」がコンセプトなんですね。
山田さん:そうです。イタリアンレストランよりもっと気軽に料理とお酒が楽しめて、地元の人たちがふらっと立ち寄れるような店にしたかったんです。だから居酒屋っぽいメニューもやってますし、ワインやビールだけじゃなく日本酒も飲めるんですよ。

——地元の人たちは、実際に居酒屋さんに行くような感覚でお店に来られたんですか?
山田さん:最初の頃は「何の店かよくわからない」って言われてしまいました(笑)。地元の人たちは居酒屋へ飲みに行くと座敷で飲むことがほとんどなんです。うちの店はテーブル席しかなかったので、お酒を飲みに来るお客様は少なかったですね。そこで2年前にリニューアルしたんです。
——どんなふうに変えたのでしょうか。
山田さん:店名を「Bistro Maiarino」から「SAKAIWA BAL Maiarino」に変更して「地元の酒場」というイメージを強く出しました。あと何の店かわかりやすくするために、店名よりも大きく「BEER WINE LUNCH BAL」という文字を看板に入れたんです。それからテーブル席の他に小上がり席を2席用意しました。
——小上がり席があると落ち着いて飲むこともできそうですね。
山田さん:はい。ゆっくりとお酒を楽しんでほしいと思って用意しました。うちの店は女性のお客様も多いので、お子様連れでもお食事を楽しんでいただけるようにという思いもあるんです。

ワインやビール、そして日本酒……それぞれのお酒に合うイタリア料理。
——「maialino」の料理はどんなことにこだわっているんですか?
山田さん:クラフトビール、ワイン、日本酒……それぞれのお酒に合う料理を楽しんでもらえるようにしています。それから、ランチ、女子会、飲み会、記念日、いろんなシーンに合うメニューを用意していますね。うちの店は記念日に使っていただくこともけっこう多いんですよ。
——じゃあ、せっかくなのでそれぞれのお酒に合う料理のおすすめを教えてください。例えば、ワイン。
山田さん:ワインには青森産「北の里自然牛」を使った料理ですね。この牛肉はなかなか新潟で手に入らないんです。脂肪の少ない赤身肉で、噛めば噛むほど歯ごたえと旨味を楽しめます。特に「ミスジ炙り」がおすすめかな。
——美味しそうですねえ。ちなみにどんなワインが飲めるんですか?
山田さん:農薬や化学肥料を使わずに栽培されたぶどうを使って、無添加で醸造された自然派ワインを多く取り揃えています。


——それじゃあ、次はビールに合う料理のおすすめはなんですか?
山田さん:「ゼッポリーニ」でしょうか。ナポリの名物料理で、青のりが入った揚げパンに軽く塩を振った料理です。うちでは青のりの代わりにフキノトウを刻んで使っているので、独特の風味を楽しんでもらえます。
——イタリアンに和のテイストも取り入れているんですね。日本酒に合う料理もあるんですか?
山田さん:「梅水晶」っていうサメナンコツを梅肉で和えたものがおすすめです。居酒屋感覚で旬の食材を使ったアラカルトを多く用意するようにしていますし、魚もお好みでカルパッチョかお刺身のどちらかでお出しすることもできますよ。日本酒はその季節に合ったものを楽しんでいただけます。
——へ〜、和食っぽい料理も食べられるんですね。お酒に関係なくおすすめっていう料理も教えてください。
山田さん:「パテ・ド・カンパーニュ」ですね。豚肉のミンチ、背脂、鶏レバーを使ってペースト状に練り上げたフランスの家庭料理です。ぜひ食べてみてほしいですね。
——おお、お洒落な料理ですね。これから新しくやってみたいと思っていることはありますか?
山田さん:ランチメニューでスパイスカレーの提供もしていこうと思っています。まだ西区ではスパイスカレーを出しているところが少ないんです。これからも新しいことを取り入れながら、地元の人たちに愛されるお店をやっていきたいですね。

地元の人たちが気軽に立ち寄って、お酒や料理を楽しめる洋食居酒屋を目指している「SAKAIWA BAL maialino」。自然派ワインやクラフトビール、季節の日本酒と幅広くお酒が用意されていて、それぞれのお酒に合った料理を楽しむことができます。2年前のリニューアルで、ますます気軽にお酒を楽めるようになりました。お近くの方は「SAKAIWA BAL maialino」で一杯やってみてはいかがでしょうか。
SAKAIWA BAL maialino
新潟県新潟市西区坂井東4-3-20
025-211-8606
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