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店舗開始!キッチンカーのクレープ屋「South DINING AND CREPE BOY」。

キッチンカーでクレープの移動販売を行っていた「CREPE BOY(クレープボーイ)」が、今年3月から新潟市南区で店舗営業を始めました。その名も「South DINING AND CREPE BOY(サウスダイニングアンドクレープボーイ)」。豊富な種類のクレープに加え、フードメニューも充実し、店内で落ち着いて楽しむことができるようになったんです。今回はオーナーの皆川さんに、キッチンカーから店舗営業に至るまでのお話を聞いてきました。

 

 

South DINING AND CREPE BOY

皆川 直也 Naoya Minagawa

1987年新潟市秋葉区(旧新津市)生まれ。高校卒業後、金属加工会社で働きながら居酒屋で調理スタッフを経験。飲食関係の仕事をしたいと思い立ち、2016年3月にキッチンカーのクレープショップ「CREPE BOY」をスタート。2021年3月には新潟市南区に店を構え「South DINING AND CREPE BOY」をオープンする。キャンプをメインにアウトドアが好き。

 

飲食業の楽しさが忘れられずに始めたキッチンカー。

——皆川さんは元々キッチンカーをやられていたんですよね? どんないきさつで始めたんですか?

皆川さん:僕はもともと金属加工会社で働いていたんですけど、2008年のリーマンショックで会社の仕事が激減して、僕の収入も減ってしまったんです。だから昼は工場で働いて、夜は居酒屋で調理スタッフのアルバイトをするようになったんですよ。それが飲食業に関わるようになったきっかけでした。その後、結婚して子供が生まれたのでアルバイトは辞めてしまったんだけど、飲食業の楽しさが忘れられなかったんで、自分で飲食関係の仕事をやってみたいと思うようになったんです。それで2016年からキッチンカーを始めました。

 

——どうして店舗営業じゃなくてキッチンカーを?

皆川さん:屋台みたいなことがしたかったんです。インターネットを使っていろいろ調べているうちに、キッチンカーを見つけて「これだ!」って思いました。早速、大阪のキッチンカーの会社に研修を受けに行って、クレープの焼き方や盛り付け方を学んだり、移動販売の現場で実習をしたりしました。2回目に受けた研修の頃にはちょうどキッチンカーが完成していたので、そのまま運転して新潟まで帰ってきたんです(笑)

 

——それからは「CREPE BOY」として移動販売を始めたんですね。

皆川さん:いえ、最初は「Chili Chili Cafe(チリチリカフェ)」っていう名前で、クレープの他にタコスも売っていたんです。ところがクレープは売れるのにタコスは全然売れなかったんですよ(笑)。そこで1年後に「CREPE BOY」という屋号に変更してクレープ一本で営業することにしたんです。クレープ屋を探している人の目に留まりやすいように、あえて店名に「CREPE」っていう文字を入れました。

 

 

——移動販売はどんなところでやっていたんですか?

皆川さん:最初の頃はスーパーの駐車場で営業させてもらっていました。そのうちイベントに呼んでもらえるようになって、だんだんとイベント出店へのオファーが増えていったんです。イベントでは1日に100個から200個のクレープが売れて、常に行列ができていました。

 

——おお、いいですね。でもキッチンカーはやっぱり天気が気になりますよね。

皆川さん:屋外ですから天候には左右されますね。とくに雨風の日は大変ですよ。でも毎回違った現場で営業しているんで、そのときどきで新しい出会いがあって楽しいんですよね。リピーターも増えてきて、わざわざ出店場所を探してきてくれるのは嬉しかったです。

 

キッチンカーの移動販売から店舗営業になって、変わったこと。

——今年、店舗営業を始めたのはどうしてなんですか?

皆川さん:新型コロナの影響でイベントが激減したこともあるんですが、僕は南区に住んでいるので、自分の住んでいる地域を盛り上げていきたいっていう気持ちがあったんです。南区はフルーツや野菜の栽培が盛んなので、地元食材を使ったメニューもいろいろ作れるんじゃないかっていう思いもありました。だから店名には南区を意味する「South」という単語を使ったんです。

 

 

——なるほど。ちなみにキッチンカーから店舗営業になって、どんなところが変わりましたか?

皆川さん:店内でお食事していただけるようになったので、クレープ以外のメニューも増えました。ガレットとか、カレーとか……。

 

——ガレットってどんな料理でしたっけ?

皆川さん:ガレットはクレープの元になっているフランス料理で、日本では生地にそば粉が使われたブルターニュ風のガレットが多いんです。生地を寝かせることで焼き色も綺麗になって香ばしさもアップするので、必ず生地は寝かしてから焼くようにしています。クレープでは地元のフルーツ、ガレットでは地元の野菜を使っていきたいですね。

 

 

——カレーも提供しているんですね。

皆川さん:ご飯メニューもあった方がいいだろう、ってことになったんです。最初は既製のルーを使って簡単に作ろうと思ったんですが、なかなか納得できるような味にならなかったので、結局スパイスを使った自家製カレーを作ることになってしまったんです。キッチンカーでカレーをやっている仲間も多いので、その影響もあったのかもしれないですね。

 

——どれも美味しそうですね。メニューの他に、キッチンカー時代とは変わったところってありますか?

皆川さん:お客様と触れ合う時間が長くなりましたね。おすすめは何かとお客様から質問していただいたり、こちらからメニューの説明をさせていただいたり、いろいろできて楽しいです。

 

——どんなお客さんが多いんですか?

皆川さん:地元の方が多いですね。女子高生がソファ席でおしゃべりしながらクレープを食べたり、小上がりでお子様連れのお母さんたちがママ会を開いたり。一人でゆっくり過ごしていく方もいます。

 

 

——テーブル席だけじゃなく小上がりやソファ席もあるんですね。

皆川さん:はい。ゆっくり過ごしていただけるように、ソファ席や小上がりも用意しました。小上がりは僕の趣味でテントをインテリアに使ったりして、グランピング風に仕上げてあります。ソファ席では女子高生が4人並んで座って自撮りしたりしてました(笑)。皆さん思い思いにくつろいで過ごしてほしいですね。

 

落ち着いたらまたキッチンカーを再開したい。

——まだオープンして間もないですけど、今後はどんなふうに営業していきたいですか?

皆川さん:今はキッチンカーをお休みしているんですけど、僕がいなくてもお店が回るようになってきたら、またキッチンカーでの営業を再開したいですね。そしたらキッチンカーの移動販売先でもお店の宣伝ができるし、お店でもキッチンカーの出店先を告知できますから、いろいろと相乗効果も出てくると思うんです。今後はもっと多くの方に足を運んでいただいて、南区を盛り上げるお手伝いができたら嬉しいですね。

 

 

キッチンカーでの移動販売から始まり、南区を盛り上げたいという思いで新たに店舗営業をスタートさせた皆川さん。お店ではゆったりとした空間で、クレープやガレット、カレーなど充実したメニューを楽しむことができます。時間のない方にはクレープのテイクアウトもやっているそうです。ぜひ利用してみてください!

 

 

South DINING AND CREPE BOY

新潟県新潟市南区和泉502-27

080-6578-6809

10:00-18:00

水曜休

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