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Fashion Snap 服と人。#17 西田裕紀

みんながいつも身につけている「服」。服は日常生活の当たり前の存在であると同時に、自分を表現する存在のひとつでもあります。新シリーズ『服と人。』は、新潟の街を舞台に、そこで生活する人たちのファッションと洋服にフォーカス(隔週水曜日更新予定)。 第17回に登場してくれるのは、新潟県内で技術職のサラリーマン西田裕紀さんです。

 

企画/プロデュース・北澤凌|Ryo Kitazawa
ロケーション・新潟市

Brand:
vest – ED ROBERT JUDSON
shirt – CAMIEL FORTGENS
pants – MARNI
shoes – AURALEE
neckless – used
bracelet – used
ring – The Great Frog

 

 


Please tell us about your fashion:

 

Yuki Nishida

 

Q.服への関心が強くなったきっかけは? – Y.N. デザイナーズブランドのルックですかね。ルックを見るようになってからはデザイナーの世界観だけじゃなく洋服の素材や機能性についてもっと知りたいと思うようになって、より洋服に魅力を感じるようになりました。/Q.洋服を買うときに大切にしていることはありますか? – Y.N.シルエットが綺麗かどうかというのはすごく大切にしています。いま履いているMARNIのスラックスはとくにお気に入りで、履き心地が良いだけじゃなくて、ぱっと見たときに美しいと感じさせてくれる形をしているんですよね。僕にとって綺麗な服を着たくなる気持ちは、美しい工芸品とか絵画を見て「これ部屋に置きたいな~」ってなる感覚と似ているんです。/Q.スタイリングを組む際に意識していることは? – Y.N.「いま自分が着たい」と思えるもので合わせるようにしています。学生のときは毎日私服が当たり前だし、とりあえずサイズ感だけ押さえて、あとはなんとなくで合わせることが多かったんですよね。でも社会人になってからは私服で過ごす時間が少なくなったからか着方とか見られ方とかをより意識するようになりました。そのおかげで自分の好みや似合うものについて前以上に考えるようになったし、服装の大切さに改めて気づけましたね。/Q.洋服を好きになって良かった、悪かったことを教えてください。 – Y.N.良かったのは自分に一番しっくり来るスタイルが分かったことです。それが分かると、洋服以外にも家具とか音楽とかにも自分の好みを見つけることができて、結果落ち着ける環境ができるんですよね。悪かったことは、金額やブランド名だけでマウントを取りたがる人に出会ってしまうことですかね。考えは理解できるんですけど、僕は別にオシャレ度や金額を競いたくて洋服を買っているわけじゃないので、そういう人たちとはあまり仲良くなれないですね(笑)

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