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Fashion Snap 服と人。:#24 和田翼

みんながいつも身につけている「服」。服は日常生活の当たり前の存在であると同時に、自分を表現する存在のひとつでもあります。シリーズ『服と人。』は、新潟の街を舞台に、そこで生活する人たちのファッションと洋服にフォーカス(隔週水曜日更新予定)。 第24回に登場してくれるのは、燕市の包丁メーカーで勤務されている和田翼さんです。

 

企画/プロデュース・北澤凌|Ryo Kitazawa
ロケーション・新潟市

Brand:
shirt – MAN-TLE
pants – MAN-TLE
shoes – Blundstone
ring – OLD JOE
watch – G-SHOCK

 

 


Please tell us about your fashion:

 

Tsubasa Wada

 

Q.ファッションを好きになったきっかけを教えてください。 – T.W.中学1年の頃に仲良くなった友達の影響かな。それまではファッションにまったく関心が持てなくて、小学生のときに買ったナップサックを背負っていたし、服装もかなりダサかったと思う(笑)。でも、友達から服の話を聞いたり、一緒に買い物へ行ったりしていろんな服を着ていくうちに少しずつ面白いと思えるようになったね。/Q.服に興味を持つようになってからはどんな服装を? – T.W.最初はスケーターっぽい服装をしたよ。俺らが若いときは裏原が流行っていて、そのころは「HECTIC」や「RECON」、「SUBWARE」とかをよく着ていたかな。20歳過ぎたあたりからワークウェアを着るようになって、いまでもそのスタイルが続いているね。/Q.ワークウェアのどんなところに惹かれたんですか? – T.W.男らしさを感じるところかな。昔、体重を110kgから65kgまで減らしたことがあったんだけど、痩せた自分を見て「男らしい服を着てみたい」って思ったんだよね。ちょうど友達の服屋で「OLD JOE」というブランドを扱っていたから試着してみたら、すごく格好良くてね。生地は丈夫だし、しっかりとした縫製で作られているから「長く着ることができる」というところにも惹かれたね。/Q.いま特に好きなブランドは? – T.W.「MAN-TLE」かな。このブランドのシンプルなデザインとタフな生地が好きなんだ。今日着ているシャツとパンツは今シーズンのものになるんだけど、持っているアイテムのなかには4年くらい前から持っている洋服もあって、全然ヘタレないし、経年変化もしていくから愛着も湧くんだよね。/Q.ファッションを好きになって良かったことはありますか? – T.W.視野が広がったことだと思う。ファッションに興味を持つと映画や音楽、その他のカルチャーに触れることができるし、俺の場合はモノの色みやデザインに関心を持てるようになったね。それが理由で専門学校ではデザイン科を専攻していたし、いま勤めている包丁メーカーを選ぶ決め手になったのも製品のデザインだったよ。洋服を好きになったことで、物事の見方が大きく変わったと思うよ。

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