来週末、30超のイベントが同時開催
「NIIGATA ULTRA SPARK」
その他
2026.06.05
6月13日(土)&14日(日)に開催される「NIIGATA ULTRA SPARK(通称ウルスパ)」。新潟駅から万代、古町エリアを中心に、30を超えるイベントが行われる大型プロジェクトです。実行委員の善宝さんに、ウルスパ誕生の経緯や企画に込めた思いを聞いてきました。
善宝 恒河
Koga Zenpo(NIIGATA ULTRA SPARK)
1980年新潟市(旧豊栄市)生まれ。広島大学卒業後に近畿大学大学院へ進学。在学中に学習塾を起業し、約9年間経営。34歳のときに新潟へ戻る。現在は「アイビス技建株式会社」代表取締役を務める他、複数企業を経営。「NIIGATA ULTRA SPARK」実行委員。
新潟の人気イベントが一斉開催。
「ウルスパ」誕生の背景。
――ウルスパとは、いったいどんなイベントなんですか?
善宝さん:6月11日(木)から14日(日)にかけて、アジア太平洋地域の青年会議所(JC)メンバーが集まる国際会議「ASPAC(アスパック)」が新潟市で開催されます。各国から多くの来訪者を迎えるこの機会に合わせて企画されたのが、「NIIGATA ULTRA SPARK(ウルスパ)」です。古町ルフルを会場に14台の屋台が出店する「古町横丁」、白山神社の「七夕風鈴まつり」、光と植物をテーマにしたステージでHYや笹川美和さんの音楽ライブが行われる「PEACE BANK」、沼垂テラス商店街の朝市など、同時多発的に30以上のイベントが開催される2日間なんですよ。
――その「ASPAC」という国際会議が行われる地域で、こういった企画が行われることはよくあるんですか?
善宝さん:これまでには、おそらくないと思います。「ASPAC」が開催される地域には、国内外から大勢の参加者がやってくるので、まち全体がとても盛り上がります。ただその場所で、他のイベントが同時に開催されることはありませんでした。今後開催される国際会議の新しいモデルとなるのではないか、という声もあがっているんですよ。
――そもそもどういった経緯で、ウルスパ開催に至ったんでしょう?
善宝さん:魅力ある新潟市を創り出そうとする志を持った「志民委員会」をご存知でしょうか。2013年の新潟開港150周年に向けて立ち上がった組織で、行政や経済界の皆さんと一緒に活動していたんですが、その後はコロナ禍もあり、一時期動きが止まっていました。でも数年前に「ASPAC新潟大会」の開催が決まり、再び動き出したんです。青年会議所の「ASPAC」を応援するおじさん、おばさん団体として(笑)

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共感が共感を呼び、
街全体のプロジェクトへ。
――善宝さんはいつ頃から「志民委員会」に関わっていたんですか?
善宝さん:2024年からです。その頃から「ASPACの開催に合わせてイベントをしたい」という構想はありました。約1年半、毎週のように関係者の皆さんとの打ち合わせを重ねてきました。最初にご相談をした新潟市さんには、予想もしていなかった心強い賛同をいただきました。ご担当の方から「こういうことをやりたかったんです」と言っていただけたことも、とても印象的でした。
――多くの共感があったんですね。
善宝さん:想像以上に前向きな反応をいただいて、正直なところとても驚きました。新潟県、新潟市、北陸地方整備局など行政の方々やたくさんの企業、団体の皆さんの協力もあり、「一緒にやりましょう」と輪がどんどん広がっていった感覚だったんですね。当日開催される企画の半数以上は、主催者さん側から自主的に手を挙げていただきました。「新潟を盛り上げたい」と思う大勢の皆さんの気持ちが集結したんですね。
――たくさんのイベントが同時に開催される、というスタイルに行き着いたのは?
善宝さん:当初からこのかたちを思い描いていました。新潟には、すでに魅力的なイベントがたくさんあります。それが同じタイミングで開催されたらおもしろいよね、というのがはじまりです。自走しているコンテンツに協力していただく分、実現に結びつきやすい面もあります。ひとつひとつのイベントの集客が3,000名~5,000名だとして、それが同時に行われるのだから何十万人の方がいらっしゃると予想されます。その流れで私たちは、「その日、新潟市の皆さんが誰も家にいない現象を作ること」を最終的な目標にしているんです。
――善宝さん、正直なところ「ウルスパ」がこれほど大きな企画になると予想していました?
善宝さん:いやまったくです(笑)。当初はひとつひとつのイベントの人数を計算して、同時に行うのだから動員数は増えるだろうな、というくらいにしか思っていませんでした。でも思っていた以上に、皆さんの「新潟をもっとおもしろくしたい」「新潟の可能性を広げたい」という気持ちが強かったんですね。「ウルスパ」に協力してくださる皆さんは、私たちが想定していた以上の行動を取ってくださっています。きっと心の中でずっと前から練っていた構想をこの日にやってみよう、と思っていらっしゃる方もいると思いますよ。

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火花が広がるように、
新しいムーブメントを。
――今回の「ウルスパ」は社会実験の意味合いもあるそうですね。
善宝さん:社会実験として取り組むことはいくつかあります。ひとつはブラックフライデーをモデルにした「NIIGATA ORANGE WEEKEND」。市民参加型のセールイベントで、新潟市内の百貨店やショッピングモール、スーパーマーケットなど、120店舗以上にご協力いただき、新潟市に新しい消費習慣をもたらそうという試みです。
――それは見逃せません!
善宝さん:県のスポーツ課さん、第四北越銀行さんとともに企画したウォーキング企画「アルスパ」もそうですね。私たちは「誰も家にいない現象を作ろう」としているわけですが、新潟市民が全員「にいがた2km」圏内に車で移動するとなると、とんでもない交通渋滞が起きちゃいます。イベント会場を歩く楽しみを設けることで、公共交通機関での移動を促進できるのでは、と考えています。
――善宝さんが特に注目しているイベントを教えてください。
善宝さん:幻想的な雰囲気の中、HYさんや笹川美和さんのライブを楽しめる「PEACE BANK 2026」ですね。「世界を平和に」というメッセージも込めて、6月13日(土)16:00~21:00にやすらぎ堤にて開催します。
――いよいよ来週本番ですが、今の心境を聞きたいです。
善宝さん:楽しみな気持ちでいっぱいですね。いや、どんな現象が起きるのかまったく想像できないという意味では、怖さ半分、楽しみ半分といったところかな(笑)。でもきっと新潟がどこまで盛り上がるのか、その最大値を見ることができるんじゃないかな、と思っています。
――それだけ今回のウルスパには、大きな可能性があるんですね。
善宝さん:きっとこれまででいちばん新潟のポテンシャルを発揮できる2日間だと思うんです。だって、もともとポテンシャルが高いイベントが「ぎゅっと」集結しているんですから。そのシナジーもそうですし、「スパーク」の名の通り火花が散って燃え移り、どんどん大きくなる、そんなムーブメントが起きるだろうとワクワクしています。
――新潟市外の皆さんも大歓迎ですよね?
善宝さん:もちろんです! ただ会場周辺の混雑が予想されますので、できるだけ公共交通機関を利用してお越しください。「ウルスパ」期間を含む6月8日(月)~14日(日)まで、バスのデジタル1日乗車券がお得になる取り組みも行われています。そうしたサービスを活用して、新潟の街を存分に楽しんでいただきたいです。

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