みんながいつも身につけている「服」。服は日常生活の当たり前の存在であると同時に、自分を表現する存在のひとつでもあります。新シリーズ『服と人。』は、新潟の街を舞台に、そこで生活する人たちのファッションと洋服にフォーカス(隔週水曜日更新)。 第4回に登場してくれるのは、栗原颯人さんです。
企画/プロデュース・北澤凌|Ryo Kitazawa
ロケーション・新潟市中央区
Brand:
knit – Ficce
pants – Kikwear
belt – Martithe Francois Girbaud
shoes – adidas×Gosha Rubchinskiy
Please tell us about your fashion:
Hayato Kurihara
Q.ファッションは好き or 嫌い? – H.K.好きです。その日の気分を服装で表現できるからです。気分が上がれば見た目が派手やかになりますし、下がっているときは、緩いサイズで暗めなものを着ることが多いです。何かに縛られていると感じる状況や環境が苦手なので、流動的で自由な表現ができる洋服が好きです。/Q.モデルを目指していると聞きました。 – H.K.僕は好奇心で動く人間なので、自分自身を使って表現できる「モデル」という道を歩もうと思いました。あと、試着で洋服を着たときにモデルさんより「俺の方が似合ってんじゃん!」って思ったのも理由のひとつです(笑)/Q.服を好きになったきっかけはなんでしたか? – H.K.僕が中2のとき、みんながまだLINEのタイムライン機能を使っていたんですよ。そこで先輩の投稿を見たのがきっかけです。「どのブランドがカッコいい」とかそんな内容だったと思います。それを見ていて、「カッコいいって何だろう」って疑問を抱くようになりました。服について調べるようになったのはそのときからです。/Q.これまで影響を受けたのは? – H.K.音楽を聴いていて、音やリリックから表現や考え方について日々影響を受けています。あとは、以前読んだWebマガジンの記事に衝撃を受けました。ストリートのスタイルに関する記事だったんですけど、当時はまだHIP HOPのカルチャーに決まった型みたいなものがなくて。それを読んだとき、「これだ!」って思ったんです。誰かと同じじゃない「オリジナルにこそファッションがある」ということに気づきました。