あべこべな思いを、まっすぐ伝える。
ポップでロックなバンド「TELLECHO」
その他
2026.03.11
新潟を拠点に活動する、3ピースバンド「TELLECHO(テレコ)」。昨年の4月に新体制でスタートし、、EP『枕』をリリース。全8回にわたるリリースツアーも行われました。そんな彼らが、今月の27日、バンド初となるワンマンライブを開催します。それに合わせて「TELLECHO」の3人に、これまでのことや、楽曲のこと、ワンマンライブのことなど、お話を聞いてきました。
オオタモトキ
(TELLECHO)
Vo.Gt/写真中央 村上市出身。TELLECHOの作詞作曲を担当するだけではなく、他のアーティストへの楽曲提供も行う。
キトー
(TELLECHO)
Ba.Cho/写真左 新潟市出身。SNS担当。運動するのが好きで、今年の目標は「雪山に登ること」。
ユーティー
(TELLECHO)
Dr/写真右 新潟市出身。楽曲のジャケットやタイトルロゴの制作や、楽曲のMV制作に携わることもある。『超かぐや姫』を何回も繰り返し観ているんだとか。
あべこべを響かせ、伝える。
「TELLECHO」が新体制になるまで。
――今日はよろしくお願いします。早速ですが、「TELLECHO」がこの3人で活動をはじめるまでのことを教えてください。
オオタさん:ずっと弾き語りをやっていたんですけど、バンドをはじめたいと思って2018年に「TELLECHO」を結成しました。これまで何回かメンバーチェンジがあったんですけど、去年の4月にふたりに正式メンバーとして加入してもらって、今は3人で活動しています。
キトーさん:加入する前は、サポートメンバーとして「TELLECHO」とは関わっていました。演奏以外にも、SNSで告知をしたり、メンバーみたいに「TELLECHO」として活動していたので、そのままの流れで加入しました。
ユーティーさん:僕もサポートメンバーで、前からメンバーになろうと思ってたんですけど、タイミングがなくて。キトーの正式加入と同時に加入しました。
――そもそも、皆さんが音楽をはじめたきっかけは?
オオタさん:僕は兄が軽音楽部でベースを演奏していたのに憧れて、ギターじゃなくてベースをはじめました。その後、兄がギターに転身したタイミングで、僕もギターを弾きはじめて。高校で軽音楽部に入ったんですけど、もうすでに周りの人でバンドが組まれちゃっていたんです。それで仕方なくアコギを買って、弾き語りをはじめました(笑)
キトーさん:僕も最初は、ベースじゃなくてギターでした。ギターがほしいって言っていたら、学年でいちばん可愛い子がアコギをくれたんです。最初はCコードしか弾けなかったけど、すごく楽しくて。それからずっとギターを弾いていましたね。でも、あるとき好きなバンドのベースがやめて、活動休止することになったんです。「俺がベース弾くから続けてよ」って言って、それからずっとベースを弾いています。
――お互い最初は違う楽器を演奏されていたんですね。ユーティーさんは?
ユーティーさん:はじめてドラムを叩いたのは高校生のときでしたね。クラスメイト10人くらいで練習スタジオに行って、何もわからないままドラムを叩いて、そのまま今も続けているっていう感じですね。後々、自分の父もドラマーだったことを知って。
オオタさん:遺伝的にドラムが叩きたくなったのかな(笑)
――まさに「血は争えない」ってやつですね(笑)ところで、「TELLECHO」という名前には、どんな意味が?
オオタさん:英語の「TELL」と「ECHO」をつなげた造語になっています。実は「テレコ」って関西で「あべこべ」という意味で使われている言葉でもあるんです。「TELLECHO」の楽曲は、誰かに向けて歌っているし、自分自身にも歌っているっていう一面があると思っています。そんなあべこべを響かせて、伝えたいっていうバンドの思いも、この名前にこもっていると思います。

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日々の暮らしを、そのまま伝える。
人間味のある楽曲たち。
――「TELLECHO」の音楽をひとことで表すなら?
キトーさん:「TELLECHO」 の名前にもつながるんですけど、あべこべっていう言葉がパッと浮かびました。曲調は明るいけど、歌詞は暗め、みたいな反対の性質を兼ね合わせていると思います。あべこべの中にある「違和感」がテレコの音楽なのかなって。
ユーティーさん:モトキ(オオタさん)の「こうしたかったのに」とか「これが嫌だった、楽しかった」みたいなものが、そのまま音楽になったって感じですね。だから、すごく人間くさいというか。「オオタモトキ」っていう人がよく分かる、そんな音楽だと思います。
オオタさん:僕の暮らしが、そのまま伝わればいいなと思って楽曲を作っています。生活していく中での葛藤も、嘘偽りなくさらけ出すようなイメージですね。歌詞を書くときは、普段から使っている言葉で書くことは大事にしています。はじめて聴いたときにも、歌詞が聞き取れるような、日常会話くらいのスタンスで歌詞を書いていますね。
――まるで自分の経験かのようなリアリティは、ここから生まれているのかもしれません。この3人になってから、何か変化はありました?
オオタさん:ユーティーちゃんがサポートのときに、別のメロコア系のバンドとやっていて、そのドラミングがすごく好きだったんです。新しい体制になってから出した、『縁も酣』という曲には、ツービートを入れてみたりして、今までの「TELLECHO」にはない要素を意識して入れてみました。
――そんな『縁も酣』が収録されている、EP『枕』が昨年の5月にリリースされました。
オオタさん:このEPの楽曲のタイトルは、すべて頭文字が「あ行」からはじまっていて。3人で新しく「TELLECHO」としてスタートした最初の音源だったし、言葉の最初みたいなイメージで、「あいうえお」からはじまるタイトルにしました。『枕』は、「枕詞」っていう意味や、この曲を聴いてよく眠れたらいいなっていう思いも込めています。
――EPをひっさげたリリースツアー「枕を高くして寝よう」は、全8公演行われました。振り返ってみて、いかがですか?
キトーさん:新体制になってから、あっという間でしたね。バンドをしてやるべきことはできたと思うし、これから実現したいことも見えました。ツアーを回っていく中で、どの公演も大成功したかって言われると、そうじゃなかったところも当然あって。「『TELLECHO』をもっとこうしていきたい」っていう欲が生まれた期間でもありましたね。
ユーティーさん:「TELLECHO」は歴史が長いし、歴代のドラムのメンバーも上手い人ばかりだったので、いざ自分が演奏するとなって、プレッシャーも感じていたんです。ツアー中は、そのプレッシャーと向き合って、少しずつ消化して、自分のものにする作業の期間だったかな、と思っています。
――自分自身やバンドを見つめ直すツアーになったんですね。オオタさんはどうでした?
オオタさん:やると決めたことができただけでも、すごく良かったなと思います。新しくなった「TELLECHO」の足並みを揃える期間だったのかな、と僕は思っていて。メンバーが変わったことで、表現の仕方やライブの動き方が変わってくるので、メンバーの中での意識のズレを合わせる作業がちゃんとできたツアーでしたね。


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初のワンマンライブ、『栞』。
いよいよ今月開催!
――今月の27日には、バンド初となるワンマンライブが控えています。
オオタさん:ワンマンライブはずっとやりたかったんです。去年のツアーを終えて、見に来てくださる方も少しずつ増えてきてるなって実感もありましたし、今後のやりたいことを実現するには、ワンマンライブをしたほうがいいなと思って。
キトーさん:「TELLECHO」初のワンマンライブだから、ドキドキですね。
オオタさん:そう、本当に想像がつかない。「どうなるんだろう」って考えて、夢に出てきたこともありました(笑)
――ライブのタイトルは『栞』。どんなライブになっているのでしょう。
オオタさん:「TELLECHO」のライブに来たことがない方にも来てほしいと思っていて、「『TELLECHO』ってこんなバンドです」みたいなのが表現できるライブにしていきたいなって思います。もっというと、バンドだけではなく、僕たち自身のことも表現ができればなって。
――ライブにむけて、まず聴いてほしい楽曲は?
キトーさん:代表曲って大々的に言っている曲はないんですけど、『ジェットコースター』は毎回ライブでもやっていて、気になっている方には、ぜひ聴いてもらいたい曲ですね。
オオタさん:伝えたいテーマを比較的しっかり歌っている曲かもしれないですね。人間関係に関わる悩みが歌詞の中によく出てくるので、会社だったり、友達だったりとの関係で悩んでいる方には聴いてもらえたら嬉しいですね。悩みを共感してあげたいし、僕も共感してほしいみたいな。
――ワンマンライブ、とても楽しみにしています。今日はありがとうございました!


TELLECHO ONEMAN LIVE
「栞」
2026年3月27日(金)
CLUB RIVERST
開場17:30開演18:30
前売り¥3,000/当日¥3,500
チケット購入はHPの「CONTACT」から。
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