みんながいつも身につけている「服」。服は日常生活の当たり前の存在であると同時に、自分を表現する存在のひとつでもあります。シリーズ『服と人。』は、新潟の街を舞台に、そこで生活する人たちのファッションと洋服にフォーカス（隔週水曜日更新予定）。 第19回に登場してくれるのは、アルビレックス新潟レディースで選手として活躍されている千野七海さんです。

企画／プロデュース・北澤凌｜Ryo Kitazawa
ロケーション・新潟市

Brand：
jacket – ZARA
tops – SELECT MOCA
pants – me＋em select
shoes – MURUA

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Nanami Chino

Q.ファッションが好きになったきっかけを教えてください。 – N.C.中学生のころから本田翼さんが好きで、本田さんの出ていたファッション誌を読んでいるうちに自然と好きになっていきました。でも高校生までは制服か練習着ばかりで過ごしていたので、洋服を買うようになったのは社会人になってからです。/Q.洋服を買うようになって心境の変化などはありましたか？ – N.C.サッカーとプライベートとの切り替えがしやすくなりました。これまでずっと洋服を買う機会ってなかったんですけど、いざ買うようになってみるといろんな系統があるし、それぞれ違う雰囲気の自分に出会えるからすごく楽しいです。いまは外出を控えていますが、新しい服を着ると用事がなくても外に出かけたくなっちゃうんですよね。/Q.ちなみに普段洋服はどこで買われているんですか？ – N.C.インスタが多いです。一見「変わっているな」と思えるようなものが好きで、今日の履いているパンツみたいに裾のところが切り離されていたり、変わっている色のシャツのようになるべく人と被らないようなものを選んだりしています。でも、おススメに出てくるものを見るとつい買っちゃう癖があって、「衝動買いを減らしていかないとな……」と思っています（笑）/Q.コーデを組むときに大切にしているポイントは？ – N.C.サイズ感と色使いを大切にしています。タイト目なトップスをゆったりとしたパンツで合わせるのが好きで、雑誌の「GISELe」を参考にしながら考えることが多いです。日焼けとかがあって今はできていないんですけど、ショートパンツにロングブーツっていう合わせもいつかやってみたいです。/Q.洋服を好きでよかったことを教えてください。 – N.C.「女の子の服って楽しい」と思えるようになりました。小さい頃から男の子と一緒にサッカーをやっていたので女の子らしい恰好を避けていたんです。本当はスカートを履きたいけど「なんか恥ずかしい」とか、「七海がスカート？」みたいな視線をどうしても意識してしまっていたんですよね。でも、いまこうやって好きな服を着るようになって、人から「可愛いね、オシャレだね！」って言ってもらえることがモチベーションにもなっています！